
急にあったかくなって、寒さで縮かんでいた雑草が「ワッ!」と生えてきました。写真は、ホトケノザに似ているヒメオドリコソウです。「これから伸びてやるぞ!」草が気迫を放射しています。畑に行って草抜きをしようと思うのですが、雨が降ったりするとつい裏山のほうに足が向いてしまいます。
さて、小屋の屋根を直さねばならなくなりました。2008年3月に、[3メートル×6メートル]の小屋を、足場パイプを柱にして建てました。屋根にはコンパネを張り、その上にルーフィングの下地シートを張っただけで防水していました。それが劣化して強風で剥がれたのです。また下地シートを張り、ホチキスで止めることにします。その上にトタン波板を張ればいいのですが、どうするかまた考えます。
「冬になったらウッド・デッキにキシラデコールを塗ろう」そう思って3年たってしまいました。いや4年かな。とにかくしばらく塗った記憶がありません。もう限界です。春になってからでも、とにかく今年は塗ります。ペーパーをかけて少しずつでも塗っていきます。
〈断・捨・離〉という言葉が流行り、モノをどんどん捨てて片付ける風が我が家にも吹いていました。どうもその風が最近弱まって、またモノが溜まりかけています。小屋の大工道具の棚も。衣類も。文具も。本も。それに引越しのとき思い切り捨てて、少しだけ屋根裏部屋に持ってきた本も、いまでは「お荷物」になっています。
例えば『原色・日本の美術』ですが、初版本をたしか昭和42年頃にとりました。あれからずっと我が家にあり、捨てられないでいるのですが、実は引越してから6年間、一度も開いて見ていません。これから見るつもりもありません。だったら捨てればいいのに、まだ捨てる気になれません。
考えてみると、家の中にも、家のまわりにも、裏山にも、畑にも、することがいっっぱい。
それを《たのしみ》と思うことにします。