胡麻の刈取りを完了しました。写真は、小屋に半分ほど〈逆さ吊り〉したところです。乾燥して下のシートにパラパラ落ちています。胡麻をつくっている人を取材した映像を、以前テレビで見ました。西脇の人で、やはりこうして逆さ吊りしていました。軽く「コン!」と叩くと「ザーッ!」と胡麻が落ちてくる。
うちがお勧めしてゴマをつくられるおうちが3軒あります。他にゴマをつくっておられるおじいさんが、となりの村にあります。この方はほんの数本ですが。
ネットをのぞいたら「日本の胡麻は絶滅危惧種」と陰口をたたかれていました。しかし少しでもつくる人があると、なんだかうれしくなります。
日本の胡麻よ、がんばれ! ウルグアイに負けるな!
「あれっ? どうだったかな」といまネットで見たら、胡麻の生産国は、1位ミャンマー/2位インド/3位中国/以下アフリカの国々・南米の国々でした。でも中国の胡麻は国内で消費するにも足りないほどだそうです。わずかな菜園でも自家消費分がつくれるし、なにより使うときに「炒ってスリバチで摺ってふりかける」と香りや味がちがいます。みんなが家庭菜園でつくるといいですね。
そうそう、きょうは『ハメ』のことを書くつもりでした。
きのうは口吉川町の老人クラブが100人超集まって、「囲碁ボール」という競技の大会をしました。そのとき耳にしたのですが、この夏は「ハメ」(マムシ)に咬まれた人が3人もいたそうです。
近隣の山をいっしょに歩いた向いの村の方も咬まれました。去年は散歩でよく出会ううちの村の方が咬まれたし、うちの近くに畑をつくってる人には「ハメ捕まえたぜ。もう1匹おるで気いつけなはれ」と言われるし。
数年前になりますが、道子さんは裏山でマムシと対面しました。というか〈にらみ合い〉をしました。畑ではぼくが、去年草むらを刈って知らずにマムシも刈ってしまいました。ちょこちょこいるのです。
マムシはこれからが危ない時期です。
精出して草むらを刈り、用心して行動します。