古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

電気柵の下に〈除草シート〉を敷きました。

2013年08月21日 04時48分35秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                  
 75センチ幅の〈除草シート〉を、電気柵の下に敷きました。いままで、草が伸びてすぐに電線にふれるので、一日おきに見まわって草刈り機で刈っていました。これでしばらく大丈夫です。
 でも「除草シート張り」はしんどい作業でした。

○ シートを敷く部分の草を刈る。(前日に) ⇒ 3本の電線をはずしてポールを抜く。(打ち込んで一年になるポールで、ゆるんで抜きやすかった) ⇒ シートを張る。(写真の作業) ⇒ マルチ止めのピンでとめる。 ⇒ 4メートルおきにポールを打ち込む。 ⇒ 電線止めガイシをつけて幅を調整する。 ⇒ 電線を張る/通電をチェックする。

 動物には「通電しない晩」をつくってはいけません。なんとか暗くなるまでに作業を完了しました。なぜかというと、動物は、まず鼻で目の前の障害物(電線)をたしかめます。そのとき「ビリッ!!」っとくるとびっくりして飛びのきます。次回から近寄りません。ところがある晩やってきた動物が、ビリッとしないでもぐることができたら、次回から鼻でたしかめず背中でグイッ! と電線を持上げて畑に入ります。毛のはえた背中ではビリッ! が弱いのです。
 これで畑の4辺中3辺に除草シートを敷きました。残りは近日中に敷きます。
                 
 道子さんは、ヨトウガ/アズキノメイガ/アワノメイガを捕獲しようと畑のあちこちに『ムシトリ』を仕掛けました。ペットボトルをつかい、『ストチュー』(酢・糖蜜・焼酎)を入れて畑のあちこちにぶら下げます。それの放つにおいにつられて、スズメバチがつかまった写真です。
 スズメバチは実は有力な畑のムシ・キャッチャーです。ムシを捕らえ、肉団子にして巣に持ち帰り、幼虫に食べさせます。自分は肉団子を食べられません。流動物しか入らない体の構造になっています。肉団子をもらった幼虫が出す流動物を、成虫は食べて生きています。だからせっせとムシを捕る。
『ムシトリ』はスズメバチを捕らえるために仕掛けたのではありません。道子さんは「もっと夜盗蛾が入ったらいいのに」と思っています。そこで彼女は夜盗蛾が黄色の花に寄る習性を利用して、におい付きの黄色の粘着リボンをぶら下げます。
 することがいっぱいです。古希を過ぎた夫婦が、元気に畑で働けるのを感謝して暮らしています。
 
 
コメント
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