ウッドデッキの南側は、いままでブロックや木の台を寄せ集めて降り口にしていました。でもここは高さが68センチあり、「90歳になれば足腰が弱るだろうから、手すりをつけなくては危ない」と感じていました。そんな危ない降り口を母・妙子さんはときどきつかっていましたし。
ほんとうに危なくなる頃には、階段をつける気力がなくなっているだろう。
と思いながらまた数年過ぎましたが、デッキを張り替えたこの冬材木(レッド・シダー)で、写真のように階段をつけました。階段は3段でもよかったのですが、材木があったので4段にしました。このほうが高齢者(自分のことです)にやさしいと思って。
小屋のステレオで音楽を流しながら、あれこれ考えて作業をするのはしあわせな時間でした。
道子さんは、畑に行ってイチゴの畝の草抜きをしました。
イチゴは11月はじめに移植するのですが、そのときふつうは草が生えないように黒マルチをかけます。マルチは保温にもなります。しかし「イチゴはマルチをかけないで冬の寒さに耐えさせる。するとおいしいイチゴをつける」と書いてあったので、道子さんはいまイチゴを鍛えているのです。
寒くても草は生えます。「イチゴの根をいためないようにていねいに草を抜くと、一株に数分かかる」と道子さんはいいます。3畝200株近いイチゴの草抜きにはぼう大な時間が必要です。草を抜いたら苗の上からマルチをかけるという、道子さんにしかできない、物凄く面倒な作業が待ってます。そんな苦労をしてでも、孫たちにはおいしいイチゴを食べさせてあげよう。このうるわしき「婆性愛」。お爺さんは感心して見ているだけです。
それにしてもわずか一ヶ月足らずたのしむイチゴは、まるまる1年がかりで育てるのですよ。暑い夏はイチゴのランナーを伸ばしながら肥料をやり、水やりに気を配り、草を抜く。10月にはランナーから苗をとって「仮植え」して活着させる。また来年イチゴをつくる畝は深く耕して割肥えを入れておきます。11月にまた移植して「本植え」。そして除草。マルチ掛け。この苦労わかるかなー。
ほんとうに危なくなる頃には、階段をつける気力がなくなっているだろう。
と思いながらまた数年過ぎましたが、デッキを張り替えたこの冬材木(レッド・シダー)で、写真のように階段をつけました。階段は3段でもよかったのですが、材木があったので4段にしました。このほうが高齢者(自分のことです)にやさしいと思って。
小屋のステレオで音楽を流しながら、あれこれ考えて作業をするのはしあわせな時間でした。
道子さんは、畑に行ってイチゴの畝の草抜きをしました。
イチゴは11月はじめに移植するのですが、そのときふつうは草が生えないように黒マルチをかけます。マルチは保温にもなります。しかし「イチゴはマルチをかけないで冬の寒さに耐えさせる。するとおいしいイチゴをつける」と書いてあったので、道子さんはいまイチゴを鍛えているのです。
寒くても草は生えます。「イチゴの根をいためないようにていねいに草を抜くと、一株に数分かかる」と道子さんはいいます。3畝200株近いイチゴの草抜きにはぼう大な時間が必要です。草を抜いたら苗の上からマルチをかけるという、道子さんにしかできない、物凄く面倒な作業が待ってます。そんな苦労をしてでも、孫たちにはおいしいイチゴを食べさせてあげよう。このうるわしき「婆性愛」。お爺さんは感心して見ているだけです。
それにしてもわずか一ヶ月足らずたのしむイチゴは、まるまる1年がかりで育てるのですよ。暑い夏はイチゴのランナーを伸ばしながら肥料をやり、水やりに気を配り、草を抜く。10月にはランナーから苗をとって「仮植え」して活着させる。また来年イチゴをつくる畝は深く耕して割肥えを入れておきます。11月にまた移植して「本植え」。そして除草。マルチ掛け。この苦労わかるかなー。