古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『限界集落株式会社』を見ています。

2015年02月07日 02時58分29秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 NHKの土曜ドラマ『限界集落株式会社』(1)を深夜に起きて見ました(再放送で)。おもしろい。この連続ドラマを見ることにします。(5回)「有機無農薬」というふれ込みのキャベツ畑がきれいすぎるように見えましたが。
 「限界集落」とか「廃村」という言葉になにか惹かれるものを感じて、同窓会があって郷里に行くときに寄ったこともあります。

 これは鳥取県三朝町の超限界集落に寄ったときの写真です。太い柱をみると立派な藁屋根の家だったのでしょう。しかし無住の家は朽ちて、材木の山になっています。隣の家はいまにも崩れそうでした。2010年に訪ねたのですがそのとき住んでおられる家は2軒だけでした。いまはもう無住の廃村になっているでしょうか。
 「限界集落」は全国に8000あるそうです。すでに廃村・消滅してしまった集落も何千とあります。どの集落も、大昔に人が住みつき、田畑を開墾し、道をつくり、家を建て、お寺や神社を建て、お墓をつくり、数えきれない人たちが生きてきたところです。それがいまどうしようもなく消滅の危機に直面しているのです。
 そんなひどいことが起こる時代に、ぼくらは生きてるんだなー。
 たまたま居合わせたのだろうか。ぼくらがどこかで間違えたんだろうか。
コメント
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