古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「行雲流水を愛でるご隠居」のつもりですが、なかなか。

2015年09月23日 02時30分11秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
                       
 22日小野市のエクラホールで元自衛隊員の平和講演会があり、参加しました。大会議室はいっぱいでした。「戦争法案は国会で成立してしまった」のに、不思議に挫折感はなくて、戦争反対の熱気があふれていました。自民党の国会議員連中は、ほんとにこれでいいと思っているのでしょうか。鉄砲もって外国に出掛けて行って、人間を殺せ! と命令する政府がいい、と思っているのか。
 講演を聴いて「日本の国力と智恵と技術と誠意があれば <武器を持たなくても> いや <憲法9条があって武器を持たないからこそ> できる貢献がある」 ことがよくわかりました。 
 講演会のあと道路に並んで「戦争反対! 9条守れ!」のスタンディングがあり、ちょっとだけこれに参加したのが上の写真です。西脇の9条の会の人たちの横に、関係者のような、関係者でないような、顔をしてぼくが立っています。
 30歳代の頃には組合の「戦争反対!」の活動に参加したこともありますが、遠いむかしの出来事になっていました。30年も40年も前のことですし。定年退職のあとは、田舎暮らしを愛し、行雲流水の心境で畑仕事をするおじいさんになりたい。そして時期が来れば人生の幕を引く。そう思ってました。
 ところが『ご隠居』の心をかき乱すような社会情勢です。それに思ったより長生きしそうです。「自分を『ご隠居』の枠に無理にはめるのはやめよう」。生きておれば何歳になろうと日本の社会の一員です。街に暮らしていようと田舎に暮らしていようと。自分なりに考え、自分なりに発信しよう。
 なにもできないでしょうがそんな気概をもっています。
コメント
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