お彼岸を過ぎてもまだほとんど芽を出さない年もありましたが、今年は植えて7年目の曼珠沙華が満開です。朝日のあたる東側の土手は「おー、咲いてるな」と思うほどの花列になりました。15センチ~20センチ間隔に1球ずつ植えたのですが、年々鱗根が増えてこんなに咲くようになりました。500球植えた中で360株ほど咲いています。これからは年々この花列が見られるでしょう。今年は冷え込みと雨が早咲きの引金になりました。9月10日までに草を刈って正解でした。(例年なら15日までに刈るところでした)。
ところでこの写真で、手前の防草シート上に3段に張っているのは我が家の畑の電気柵です。その向こうに黄色の2本の電線が見えます。これは営農組合のみなさんが20日(日)に総出で張ったイノシシ用の電気柵です。今年営農組合では例年より増やして3町歩ほどの黒豆畑をつくっているのですが、山寄りの畑をイノシシが荒らしています。なんとか締め出さないと収穫がありません。で、長い長い電気柵を張ることになったのです。草が伸びて電線に触れないように気をつかうし、電線と支柱で刈りにくくなるけど仕方ありません。
曼珠沙華は他の草が生えなくなる冬に、葉を茂らせ養分をたくわえます。だから花が終わって葉が出る前に土手の肩を刈ります。根にたっぷり養分を取り込んでほしいから。花の盛りが過ぎようとしているので近日中に刈ることになります。