古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

〈古希〉をむかえる12年後輩のみなさんへ  ③

2019年11月28日 01時14分07秒 | 古希からの田舎暮らし
 三つ目は「お墓」のことです。
 我が家のお墓は神戸平和霊苑にあります。家から車で30分超かかります。お彼岸やお盆は車が混んでお参りする自信がありません。それを避けてお参りしようと思うけど、運転が心配で、お参りしないままになってしまいます。
 22年前に亡くなった父の骨壺はお墓におさめています。墓石に戒名も彫ってもらいました。しかし2年前に亡くなった弟と3月に亡くなった母の骨壺は仏壇横に置いたままにしていました。お参りできていない墓に、弟や母の骨壺をおさめる気がしませんでした。墓石に戒名を彫ってもらい、骨壺をおさめて、だれもお参りしないままになるのがイヤでした。
 そこでこの10月に、我が家の墓を「墓終い」して、永代供養墓に骨壺をおさめました。くわしいことは10月7日のブログに書いていますが、「これでひと安心」と気持ちがらくになりました。

 同じような問題をみなさんもかかえておられるかも。子どもは少なくなり、「墓参り」がむずかしくなる時代です。「子や孫の世代にこの問題を持ち越さないほうがいい」と思います。

 中学時代というのは「最後の子ども時代」です。自分が生き生きかがやいていた時代です。そんな人の集りにこんな話は似合いませんが、人生の12年先輩として伝えたくて、三木の田舎から出てきました。
 読んでもらってありがとう。 

 竹を伐って、小さい苗木を植えた裏山の紅葉です。イタヤカエデは背が高くなりましたが、銀杏(ギンナンのなる藤九郎)は13年たっても小さいままです。木によって生長がちがいますね。
コメント
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