古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

雨があがり、仕事いろいろ。

2022年05月14日 18時50分52秒 | 古希からの田舎暮らし
 
 ぼくが草を刈り、道子さんが草の根をとって土をほぐしました。そして蕎麦の小さい苗が植えてあります。
 蕎麦の種(実)を播くと、芽がでかかった実を、ヒヨドリなどが食べてしまいます。道子さんはプランターに蕎麦を播いて小さい苗にして、それを植えたのです。小さい苗は細くて弱弱しい。すぐ折れてしまう。苗をいためないように気をつけて、かなりの面積に蕎麦を植えました。根気強い道子さんお仕事です。
 なぜそんなに苦労して苗を植えるか。竹藪の竹を伐ると、あとに笹がいっぱい生えてきます。ところが蕎麦を植えると笹が生えてきにくくなります。草花の生える裏山にしようと道子さんが頑張っているのです。
 今日5月14日は父の命日です。1997年に行年89歳で亡くなりました。68歳で山陰の田舎から神戸市北区のひよどり台に出てきた父は〈田舎のしがらみ〉がなくなり、20年の神戸暮らしをたのしみました。老人会長におされたり、俳句の会に参加して、公民館で俳句の講演をしたり、囲碁で友だちをつくったり、須磨のお大師さんの市には骨董漁りをしたり、ぼくらと西国三十三か所巡拝したり。
 今日は道子さんにお経をあげもらい、ぼくは神妙に拝みました。
 一つだけ「してあげればよかったなー」と思うことがあります。父は粘土や〈はりぼて〉のおもちゃをつくるのが好きでした。福崎のおもちゃ展示館に行きたかったようです。ぼくらはまだ現役だったし、気配りが足りませんでした。

 道子さんが摘んできたイチゴや、好きだったメロンをお供えしました。仏壇は小さいので、お供え物は下にテーブルを置いて並べています。毎朝拝んでいますが、こじんまりして、モノモノしくなくて「この仏壇にしてよかったな」と思います。
 ぼくのやったことは …… 大工仕事。

 右は3メートル以上の材木/鉄筋/パイプ/などです。2メートル以下の材木は小屋の壁にたてかけていました。雨がかかったり、片づかない感じでした。1メートル以上の材木は載せられるようにしました。左の材木です。
 
コメント
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