古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「マンガ」になれようとしています。

2022年10月05日 22時08分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 マンガ全盛の時代です。劇画とかも含めて。
 柏木兵三の小説『長い道』は「戦時中の子どもの疎開」を、子どもの視点で描いた作品です。ぼくは小学校のときあちこち転校して、イヤなことがあり、イジメにもあいました。それだけに、この小説を、身につまされるように読みました。
 あとで知ったことですが、「この優れた作品を広く読んでもらおう」と漫画家・藤子不二夫Aは『少年時代』というマンガにしました。それが映画化されたとき、藤子不二夫Aは、井上陽水に依頼して『少年時代』という歌ができました。
 いまも広く歌われ、CMにも使われる、とてもいい歌です。
 昨日、アマゾンの商品を見ていたとき、半藤一利の『日本のいちばん長い日』がマンガになっているのを知りました。あんな歴史までマンガになるんだ。驚きです。
 名作や優れた本がマンガになって広く読まれる。いいことです。
 
 ぼくはマンガを読むのが苦手です。「サザエさん」や「いじわるばあさん」なら読みましたが、長いマンガとなると、頭に入りにくい。文章で読むのはいいけど、絵を見て中身をつかむことができません。でもマンガ時代ですから、「少しでもなれておこう」とときどき読みます。図書館で〈マンガ〉『ふるさとの偉人 孤高の登山家 加藤文太郎』という本を借りました。こういう真面目な本は、スーッと頭に入る。コンビニで『剣客商売』のマンガを買いました。「池波正太郎の小説のほうが頭に入るけど、マンガにも慣れよう」一冊買って、読んでいます。
 ふと思い立って、マンガで読んだ加藤文太郎のふるさと〈浜坂〉に行く気になりました。近く一泊の旅をします。
コメント
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