古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

キンモクセイが咲きました。

2022年10月03日 03時39分26秒 | 古希からの田舎暮らし

 裏山に樹を植えはじめた頃、キンモクセイも植えました。しかし大きくなってほかの木の陰になるので、大剪定してしまいました。すると樹勢が弱って、花が咲かなくなりました。いまも大きな樹の日陰です。しかし今年は花が咲きました。いい匂いです。
 道子さんが流し台を見ていたので、行ってみるとカマキリが蝶を食ったところでした。

 蝶の羽だけが写っていますが、道子さんが見たときは蝶がまだ生きて動いていたそうです。
 なんか、秋ですねえ。

 10月1日、半藤一利の『日本のいちばん長い日』(決定版 文藝春秋社 1995年刊)を読みはじめました。一度読んだ本です。テレビ放映の映画『日本のいちばん長い日』は二本とも何度も見ました。    
※ ⓵ 1967年の映画(S.42)  鈴木首相 …… 笠智衆  阿南陸相 …… 三船敏郎
  ② 2015年の映画       鈴木首相 …… 山崎努  阿南陸相 …… 役所広司 
 あの日本敗戦の流れはよく知っていますが、読みはじめたら離れられなくなり、3日午前3時すぎに読了しました。
 2019年7月、膝の〈人工関節置換術〉で神戸のあんしん病院に入院したときは、やはり半藤一利の『昭和史』(1926年~1945年)を一日で読んでしまったことがあります。二度読んでいた本ですけど。
 半藤一利の本で、またそんなことが起きました。力のある本です。ぼくにとって。
 半藤一利は、その事件の当事者に話をきき、その誇張や自慢を見抜き、多角的に事件を浮かび上がらせる力があります。『ノモンハンの夏』もそんな本でした。彼は、「怒りのあまり書けない」という司馬遼太郎の遺志をつぐようにこの本(ノモンハン)を書きました。
 これらの本は、ネットで感想を見るといまも若い人によく読まれています。いいことです。
 半藤一利という人は、後世に真の歴史をのこすためにどうしても必要な人だったのですねえ。
コメント
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