古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

「落語会」は …… 。

2024年10月19日 23時18分05秒 | 古希からの田舎暮らし
 土曜日、『桂吉弥独演会』があって雨の中を出掛けました。
 一ヵ月ほど前に、加東市まで行って、チケットを買っていたのです。会場は「加東市地域交流センター」というところです。どんなところか知りませんが、道子さんのスマホのカーナビを頼りに出掛けました。
 着いてみると、ここは滝野町の文化会館みたいなところです。ここなら前に野村万作の狂言を見に来たことがある。滝野町の「ぽかぽ」温泉に行く途中にあります。カーナビで地道を行くのでなく、中国道の社インターから行けばよかった。
 ぼくは落語にうとくて〈桂吉弥〉さんを知りませんが、満席でした。前から5列目の席で、補聴器をつけて聴きましたが、話に入っていけません。道子さんはぼくより落語の話に入っていけたようです。落語の声が音としては聞こえるけど、話の内容はわからない。ぼくは「もう落語会には行かない」と思いました。

 会場ではチラシのセットをもらいますが、その中に「加東フィルハーモニー管弦楽団」定期演奏会のチラシが入っていました。プログラムにチャイコフスキーの『交響曲第5番』とあります。チャイコフスキーの交響曲の中で『第5番』には特別な思い入れがあります。第4楽章の高揚感。〈クラウディオ アバド指揮〉 「ウイーンフィル」のCDを、繰り返し繰り返し、聴きました。第四楽章終曲の〈切れ味〉。西宮の兵庫芸文センターで聴いたあの高揚感。(アンドリス ネルソンス指揮 バーミンガム交響楽団)
「チャイ5」を生(なま)で聴くチャンスが、オレの人生にまだ残っていたのか。会場はコスミック・ホールでなくて「やしろ国際学習塾ホール」であまり音がよくないし、地方のフィルハーモニーですが、演奏しようという気概が立派です。聴きに行きます。

 帰りの運転は不安でした。社インターから中国道を帰ってきましたが、夜間で雨が降ってるし、ビクビクで帰って来ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする