104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

奈良ツーリング ~歴史探訪?~

2007年03月03日 20時20分38秒 | Bike
 土曜日になったので、VTRの出番です。しかしながら、今回は明確な目的はなし。「近所をフラフラと走り回るだけになるのか?」と思っていた矢先、製造責任者1が「バイクで出かけるなら道の駅回ってきてくれ」と言い出したので、渡りに船と出かけました。とりあえずの目的地は奈良県東部、三重県との県境付近まで。


 時刻は9時半。3月初旬とは思えないほどの暖かさの中、出発。普通に国道24号を通っても足止めを食らうのは目に見えてるので、笠置方面から回ることに道の駅 針テラスに向かうことに。24号は城陽を越えたあたりから当然のごとく渋滞。ミキサー車を多く見受けました。木津や加茂は生コン多いからな~。ドゥカティのムルティストラーダがかなり辛そうに走ってるのを眺めつつ、笠置方面にドロップアウト。


 笠置は吹奏楽団の合宿で何度か来たことがあるので、ある程度は見覚えのある土地です。

笠置橋から見る木津川はまことしやかに雄大。近くにキャンプ場もあります。ついでなんで、笠置山の上にある合宿で使わせてもらっている宿まで行ってみることに。ワインディングな上に結構な上り坂ですよ、奥さん。低速トルクに定評のあるVTRなんで、2速ならグングン登っていきます。でも、下りは怖かった・・・・・・。


 笠置山でちょいと寄り道しましたが、ルートを修正し県道4号を通って柳生へ

柳生ですよ、柳生。ハンターチャンスではありません。新陰流があまりにも有名ですが、個人的には六三四の剣ですね。東堂国彦・修羅親子の里ですよ。この作品は剣道への興味云々に関わらず、自信を持って推薦させてもらいます。本当に面白いんで。


 柳生の里を横目にしながら、国道369号をかっ飛ばします。正直、気持ちいい。車はいないし、適度に直線とカーブ(ヘアピン含)が織り交ざってるし。途中、猛烈なスピードのゼファーに抜かれていきました。ヘアピンとか大丈夫だったのだろうか? そのまま西名阪まで走り、道の駅 針テラスへ。二輪用の駐輪場を見つけるには見つけたんですが、そこにはすでに原付2種の壁が出来上がってました。ってゆ~か、アドレスが15~20台って・・・オーナーズクラブでもあるのか? アドレスの後ろの方にCB1000とか、ZRX、グース、ゴールドウィングまでが申し訳なさそうに停まってました。


 マイナー以外の何ものでもない原付二種の大群という異様な光景に驚きつつ、スタンプを探して押します。ここはかなりデカイ道の駅なんで、人の出入りも激しく、商業施設も整ってます。昼食を摂り、ついでに屋台で売っていたイチゴ大福にも手を出してみました。

イチゴが隠れず、全面に押し出て自己主張しまくっています。正直、美味い。


 針テラスを後にし、そのまま28号を通って165号に出て、道の駅 宇陀路 室生へ。国道165号はその昔、「初瀬街道」と呼ばれていたらしく、個人的に走らないわけにはいきません。ここはそれほど大きな道の駅ではありませんが、井上武吉プロデュースのモニュメントがあります。いやまぁ、見た目は古墳なんですが、

目の前にこんなのが鎮座しています。なんじゃそら?


入り口


入り口から先ほどの球を見てみる


 ホントはここで帰ろうかとも思ったのですが、「えぇい、ついでだ!」ってことで165号から370号へ入り道の駅 宇陀路 大宇陀へ。駐輪場を見つけるとそこにはジェべルとDRZ650の先客が。オフ車2台に連なるように駐車し、スタンプを探しに行くとライダースーツに身を包んだ女性2人がいました。ただでさえシートの高いオフ車、しかも国内最高(文字通り最「高」)のDRZに女性ライダーというある意味貴重な光景を目にしました。足、つくのだろうか?


 大宇陀を出ようとしたところでポツリと雨粒が落ちてきたので、「これ以上はヤバイ」と感じ帰宅することにしました。天気予報は晴れだったので、レインスーツを持ってきてなかったんです。370号から369号へ入り、来たルートを逆走することに。針IC~笠置間をもう一度走りたくなったからです。いや~、緩やかなワインディングは楽しいな~。途中、城陽のあたりで夕立のような雨にも会いましたが、何事も無く帰宅。朝にガソリンを補給してから180kmぐらい走ったので、帰りにまたGSに寄ると、5リッターぐらいしか入りませんでした。どんだけ燃費良いんだ、VTR?



 おまけ

セルフでもないのにこのお値段。ここのハイオクの値段で他所ならレギュラーですよ。