104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

バーニング・ラヴ

2014年09月03日 09時20分30秒 | Weblog
『ドラゴンボール』『おジャ魔女どれみ』『ハリケンジャー』…作曲家・池毅が制作秘話と共に語る“アニメソング”


 まさか池毅のインタビューが載っているとは。80~90年代に活躍したアニソン作曲家の一人ですね。アニソン愛好家としては触れないわけにはいきません。「魔訶不思議アドベンチャー!」とか「ロマンティックあげるよ」は20代後半~30代前半の方は誰もが聴いたことのある曲でないかと思います。さすがに「CHA-LA HEAD-CHA-LA」ほどヒットはしていませんが。


 その他、記事中で挙げられている曲の他におかあさんといっしょで数曲やひとりでできるもんの歴代OPに代表されるNHK教育勢、ポンキッキでも10曲以上、さらにドラゴンボールZのED、ダッシュ四駆郎のOPED、ワタルやキャッ党忍伝てやんでえ、クッキングパパなども手がけておりますね。私の年代ではどこかで触れているはずです。ちゃんとダンクーガの「バーニング・ラヴ」にも触れてくれていてありがたいですね(笑)。ロボット大戦では長らくテーマソング扱いでしたから。


 しかし、池毅が活躍した80年代~90年代ってのはアニソンの変革期でもありまして、上記のダンクーガではCCガールズを起用。Zの森口姉さんやドラグナーの山瀬まみ、奇面組のおにゃんこなどアイドルを主題歌に起用するという作品が出始めていました。TMネットワークの「GET WILD」もこの時期です。作曲の方もすぎやま先生や小林亜星は元よりハネケン、タケカワユキヒデ、筒美京平などのビッグネームが手掛けていた作品がチラホラ。当時はサッパリ分かりませんでしたが、今になってカラオケで歌うとその豪華さに驚かされます。「作詞・阿久悠」とかも普通に出てきますからね。



 70年代までによく見られた「タイトルや技、ロボットなどの名前を連呼する」スタイルから流行の楽曲を取り入れるようになった80年代アニソン。しかしそこにはインタビューにもあるように「アニメソングはイメージを膨らませやすいという面はありますね。すでにしっかりとしたお話(ドラマ)があるので、その世界からヒントをもってくることができる。」という大切なものはキッチリと入っていました。やっぱアニソンは聴いただけでストーリーや世界観が頭に浮かばなければ。