104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

ベネズエラ戦

2014年09月10日 09時28分14秒 | Weblog
アギーレ新体制の初得点決めた武藤、ゴールの瞬間は「時が止まった」(SOCCER KING) - goo ニュース


 昨夜はキリンカップのベネズエラ戦が開催されました。結果は2-2での引き分け。なんか、ベネズエラとやると常に引き分けてますね。しかし、手も足も出ずにミスを突かれたウルグアイ戦から2得点するなど明るい兆しもありました。


 試合開始15秒でホンディのシュート。ここでもう前回との違いを出しています。外れはしましたけど、その意気込みはグッドです。また、今回スタメンとなった大迫、柿谷の両FW。正直、大迫は開きすぎたりして酒井高や長友がサイドを駆け上がってもPA内にいなかったのが目立ちました。あそこで真ん中にいないと・・・。柿谷は体勢を崩しながらも惜しいシュートがありましたね。GK正面だったのがモッタイナイ。でも、あれはGKのポジショニングを褒めないといけませんね。


 そんな中、アギーレジャパンから使われているムトゥこと武藤と柴崎の22歳コンビが光りました。武藤は後半から入ってきましたが、期待に応える先制弾。周りにホンディと岡崎という欧州で活躍する選手がいたにも関わらず、自ら切り込んでシュートを決める。その度胸はこれから日本の大きな武器になると思います。


 また、柴崎もCHの位置取りでしたが、攻守に渡って存在感を発揮していたかなと思います。あそこで後ろから出てきてシュートを決める。パスやキッカーとしての精度を磨いていけば、遠藤+長谷部みたいな感じになるかと思います。ただ、2点目はしっかりと柴崎の動きを見ていた岡崎のクロスが一番称賛されるところですが。


 しかし、DF陣は相変わらず不安定。正直、川島が弾いてしまった2失点目のロングシュートは各所で「川島のミス」と書かれていますが、アレは止められんよ。無回転ブレ球ですもの。キャッチングミスを責めるよりシュートを褒めるべきです。ただ、1失点目のPKは水本のDFがマズかった。アフターになったら仕方ないんですけど、PA内でタックルは誘われてましたからね。シュート体勢に入らせてから身体を入れてコースを切っていたら、無かったかなと思います。


 ザックジャパンでは4-2-3-1(たまに3-4-3)、アギーレジャパンでは4-3-3とフォーメーションも顔ぶれもガラリと変わってしまいました。その中で武藤と柴崎のゴールはかなり良い兆候ですね。これまで主力として戦ってきたホンディや岡崎、長友の北京組がベテランとなっているので、20代前半の2人がその辺りと絡んで活躍ですからね。守備に関しては、今まで今野やうっちーに頼ってきた部分が大きいのでまだ成熟には時間がかかるかなと思います。前回の坂井達哉、今回の水本それにアンカーの森重が吉田や長友なんかと連携が深まれば改善するかなと思います。



 今月はこの2試合で終わりですが、来月はフランスW杯で対戦したジャマイカ、そして天敵ブラジルとの2試合が控えています。ブラジルはキツイですが、ウルグアイに敗戦、ベネズエラに引き分けと来ていますのでジャマイカには勝ってほしいな~。この頃には螢も復活していると思うので、代表で扇原、螢が見れるかもしれません。その前にセレッソが調子を上げていかないといけませんが。