104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

やりすぎかな?

2014年09月17日 21時20分49秒 | Weblog
さすがにやりすぎでは?と感じる昔話の仕返し1位「かちかち山(ヤケドを負ったたぬきは唐辛子を塗られて泥の船で溺れる)」


 「やりすぎでは?と感じる昔話の仕返し」という何とも興味をそそられる記事。1位はやはり「かちかち山」。確かに子ども心に「そこまでせんでも」と思いました。2位以下は「さるかに合戦」「ヘンゼルとグレーテル」「三匹の子ブタ」「ハーメルンの笛吹き男」と続きます。


 確かに、現在の改変された内容になるとやりすぎ感は薄まりますが、「本当は怖いグリム童話」に代表されるような原典を振り返るとやりすぎでもないんですよね。「かちかち山」に関しては、

・タヌキがおばあさんを殺害
・死体を鍋にしておじいさんに食べさせる
・カミングアウトして逃亡
・なんでかウサギが敵討ちに乗り出す

こんな感じです。ハムラビ法典のような因果応報ですよね。同じような感じで「さるかに合戦」もそう。今の内容は知りませんが、私が読んでた頃は固い渋柿を親ガニにぶつけて殺害してますからね。猿は命を取られなかっただけでもマシじゃなかろうかと思います。「ハーメルンの笛吹き男」は実話を基に作られているらしいですからね。子どもたちは地中海各地に売られたとか、十字軍になったとか。



 この他にも本当は怖い童話ってたくさんあります。「白雪姫」は最後にお妃が焼けた靴を履かされて死ぬまで踊らされるし、「シンデレラ」は義姉がガラスの靴に足を入れられるよう足の指を切り落としたりするし、「赤ずきん」もおばあさんが殺されて、狼に騙されて食べたワインと干し肉がおばあさんの血と肉だったりとか。ヘタなホラーよりも怖いですね(笑)。