これは騙される

まるで絵だよそれは！　色鉛筆で塗った「リ・ガズィ」のプラモが二次元にしか見えない


　初見では白バックだと普通に二次元のイラストにしか見えませんね。「リ・画ズィ」と表されたこの作品。普通のガンプラに下地を付けて、色鉛筆で着色したものとのこと。多分、端っこの方に「出渕裕」と書かれていたら実物を見ても普通にイラストだと思うでしょうね。



　同じく、製作者さんが作ったエクシアもそう。こっちは背景にスケッチブックを用意して、よりイラストっぽい演出がなされています。それより特筆すべきはガルバルディβをチョイスしている辺り。よく分かっているなと思います。こちらは彩色はされていませんが、これも白黒だと永野デザインってことがよく分かりますね。ところどころヘビーメタル感が満載です。設定イラストのように色が付いているとそれほど気付きませんが。



　しかしながら、製作者のチョイスが秀逸ですね。ガンプラなのに大河原デザインに一つも手を付けずにいる。狙ってるのかたまたまなのか？　この三体はメカデザイナーが他の代表作を持っていると言う点でも共通しています。出渕裕と言えばパトレイバーですし、永野護はエルガイム、海老川兼武はヴァンドレッド。よく見ると、色々と違いがあって面白いと思います。