104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

ホントに刻を越えてきた

2018年03月13日 10時45分40秒 | Weblog
『Zガンダム』30年の時を経てガルバルディβが初HG化


 ちょっと前に話題にした「二次元に見える塗りのガンプラ」で話題にしましたが、Zガンダムに出てくるガルバルディβが初のHG化。30年以上前のZガンダム放映時にガンプラ化はされているみたいですが、HGとなるのは初めて。まぁ、ZはMSの数が半端じゃないですからね。


 先日も書きましたけど、このガルバルディβは元となったMSがジオン公国のガルバルディα。ギャンとゲルググの良いとこ取りをして、次期主力MSになるはずでしたが、その前に終戦となった幻の名機ですね。個人的にジオン系のMSはそれほど好きじゃないんですが、このガルバルディαは好きです。


 んで、このαとβの関係性としては単なる後継機ではなく、大河原デザインのαを永野護がリファインしてβにしたと言うロボットアニメファンにはニヤリとする設定があります。間にエルガイムがありますので、ヘビーメタルっぽさがありますが、永野デザインとガワラデザインの差が楽しめる二機でもありますね。



 しかしながら、このZ~ZZあたりの富野御大のネーミングセンスはキラリと光るものがあります。キャラクター名なんですが、パッと思いつくだけでもこのガルバルディβの代名詞である「ライラ・ミラ・ライラ」。他にも

・カクリコン・カクーラー
・ジャマイカン・ダニンガン
・トラジャ・トラジャ
・アジス・アジバ
・ラカン・ダカラン
・エロ・メロエ
・メッチャー・ムチャ
・ゴットン・ゴー

などなど。Zの前番組であるエルガイムでも「ハッシャ・モッシャ」とか「ギャブレット・ギャブレー」とかいましたからね。この頃から片鱗はあったかもしれません。奇しくも、故・戸谷公次氏が声を当てているキャラが3作に渡って存在しているのも興味深いと思います。