何日か前に「食パン1斤を77枚にスライスした」と言うニュースを読みまして、その技術力に驚きましたが、あれよあれよと言う間に107枚ですか。最早「なんじゃこりゃ?」って感じですね。
食パン1斤が12.5cmなので、107枚に切ると1枚あたりは約1.1mm。厚紙よりちょっと分厚いぐらいですかね。ただ、パンと言う材質を考えると神業としか言いようがありません。スカスカですから向こう側も透けて見えます。
驚くべきはそこにクリームを塗ってちゃんと三色フィーユにしたと言うこと。記事中にもありますが、クリームの方が厚いんじゃないかと。切る労力もそうですが、107枚に3種のクリームを塗っていくのもこれまた重労働じゃないかと思います。
ふぐ刺しやかつら剥きなんかがあるように、昔から日本では薄く切るってのが一つの技術の指標となっているみたいですね。ただ、パンでやるのがスゴイ。切った時のパンくずがどれほど出たのかが気になりますが、単純に拍手モノでしょうね。