104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

必須ではないけど

2019年07月25日 08時22分02秒 | Weblog

半身不随の男性が海外旅行でいかつい2人組に声をかけられ…… 優しさに触れた実話漫画に感動した人続出

 

 とあるネット上で公開された漫画が中々グッドだと話題に。普段は一通り目を通すのですが、玉石混交の「石多め」って感じです。まぁ、「玉」に巡り合うことが幸運なんですけど。個人的にこれは「玉」に入ります。

 

 主役は雪の日に転んで脊髄を損傷⇒半身不随となったおじさん。何とかもう一度ハワイに行きたいとリハビリをして、念願のハワイに到達した時のことが綴ってあります。内容はリンク先の記事を読んでもらうのが一番なんですが、異国の地でいかつい男性2人に声を掛けられると確かにビビりますね。疑ってしまうのも無理はありません。

 

 重要なのはクライマックスの部分。海に入るのを手伝ってくれた厳つい2人が「俺たちは自分が同じ立場だったらして欲しいことをやっただけさ」と発したこの一言ですね。普段から私も気を付けていることなので、共感できます。

 

 よく、「自分がされたら嫌なことを人にするな」と言うことはよく聞かれますし、社会で生きていく中では必須のことだと思います。ただ、それを逆転させて、「自分がされて嬉しいことを人にする」ってのは必須ではありませんが、プラスになることが多いと思います。人によって何が嬉しいかと言うのは千差万別で、お節介になることも少なからずありますが、そういう時は次からしなければ良いだけのことですからね。

 

 

 しかしながら、気を付けないといけないのはこれを真似て「こうしなければならない」と思ってしまうことでしょうか。私もあくまで自分に余裕がある時のことであって、「いっちょやってみるか」ぐらいです。何事もそうなんですけど、「善意」が「義務」になってしまうのは良くないと思います。特にマナーなんかにされてしまうと、それは善意でも何でもなく「強制」になりかねませんからね。