実写版「ライオン・キング」公開後に「ジャングル大帝」が話題に やっぱそうだよね
テレビでもちょいちょい宣伝されている「実写版ライオン・キング」。30代以上なら二十数年前のアニメ版を覚えている方もおられるかと思います。日本国内ではそれほどなんですが、海外ではこのライオン・キングと手塚作品の「ジャングル大帝」の類似性がまたもや指摘されているとか。
ディズニーが他者による模倣、言うなればパクリやコピーに対して非常に厳しいのは有名。有名な話では、小学校の卒業記念でプールの底に描いたミッキー&ミニーの絵を消させたってのはありますし、コピペで、「無人島に漂着したミッキーマウスの絵を描いたらいい。そしたらディズニーが著作権料を取りに来る」と揶揄したモノもあります。
対して、今回のライオン・キング騒動の再燃にもあるように、他者から自分たちが模倣する分には「やってない/オリジナルだ」と言い張る。もっとヒドイのでは、2001年に公開された「アトランティス失われた帝国」がありますね。これは、「ふしぎの海のナディア」との類似性が指摘されています。どちらも元は「海底二万里」がベースですが、ナディアオリジナルの設定をアトランティスでも採用。この辺はグーグル先生が詳しく教えてくれます。自分たちがやる分はOKで他がやるのはダメ、どこぞの国みたいだな。
しかしながら、ガイナックスも虫プロもディズニー相手にケンカをすることはありません。都市伝説ですが、ライオン・キングとジャングル大帝の時に虫プロは「訴訟すれば100%勝てると言われるけど、ディズニーにパクられたら本望」と言うことで収めたそうな。こう考えると、アニメ大国日本の方が懐が深いと見れます。