映画『スパイダーウィックの謎』をレンタルして来ました☆
監督はマーク・ウォーターズ。ブラウニーやゴブリンといった妖精たちが登場する2008年のアメリカ映画です。
妖精が登場するといっても、剣と魔法のファンタジー物ではありません。
舞台は現代。
父親と別れて暮すことになった双子の兄弟、ジャレットとサイモンは、母親と姉のマロリーと共に、森の奥に建つ今は空き家の大叔父アーサー・スパイダーウィックの屋敷に引越して来ます。
父親が大好きなジャレットはこの引越しには反対で、母親と対立してばかり。
そんなジャレットが秘密の部屋である一冊の本を見つけたことから、一家は大変な目に遭うことに…
このジャレットとサイモンの性格の違う対照的な双子の男の子を、『チャーリーとチョコレート工場』でチャーリー役を演じたフレディ・ハイモア君が一人二役で好演♪
ジョニー・デップとの共演も見事にこなしていたし、将来が楽しみな子役くんです☆
普段は人間には姿が見えない妖精たち。
でも彼らが見せたいと思った人間だけにはその姿が見えるようになる。
特殊効果を使った妖精たちの動きは必見。
妖精といえばなんだか聞こえはいいですが、このお話の中では邪悪な妖精たちが人間に襲いかかってくるので、ファンタジーというよりパニック映画に近いかも。
とはいえ、見えない妖精と戦わなきゃいけなかったり、妖精ならではの撃退法が工夫されていたりと、ファンタジーならではの要素もたくさんあります。
この映画も原作の物語があるのですが、やっぱり原作付きの映画にありがちな詰め込みすぎ感はぬぐえません。
時間の制約もあるのでしょうが、双子の苦悩とか、両親の問題にふり回される子どもたちの気持ちとか、感情面をもう少し描いてくれたら大人も感情移入しやすかった気が。
妖精たちの住む世界も、もう少し広げて世界観を持ちやすくして欲しかった。
ま、個人的な好みですけどね。
ジャレットたちの味方になってくれる妖精とか、ちょっと頼りにならない助っ人とか、ユニークなキャラクターも登場して、ワクワクはします☆
でもやっぱり、せめて食事とか着替えとか、日常の生活シーンくらいはもっと入れて欲しかった。
双子でおそろいのパジャマを着るとかさ♪
いかんいかん、フレディ君のファンのなげきになってる…
最近、妹の子どもたちや友達の子どもが、赤ちゃんから成長してみんな5、6才になってきて、食べる、着る、寝かせるっていう日常の生活が、つくづく大変だってことが身にしみてきたので、ついつい日常の生活描写に目がいってしまうんです。
ご飯をこぼさなくなっただけで感激!
いや、もはや孫を見るおじいちゃん目線に近い?
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