平成28年4月14日に発生した熊本県熊本地方を震源とする最大震度7の地震。
その後も断続的に地震が続いていて、多くの方が困難な避難生活を強いられていますね。
少しでも被災された方の助けになればと、うちの職場にも募金箱が置かれました。
5年前の東日本大震災の復興もまだまだで、とても自分のお弁当の写真をブログに載せる気にならず、しばらく更新していなかったのですが、Twitterで #被災飯テロ というハッシュタグを見つけて、ちょっと気持ちが変わってきました。
「飯テロ」というのは深夜などに美味しそうなご飯の写真や紹介記事を更新したり、またはグルメ番組などが放送されて胃袋が刺激されること。
「被災地だからって飯テロがないと思ったか!」
被災地発信のこのハッシュタグ。
たくましい反骨精神というか、困難な状況の中でのポジティブさがとっても好き!!
被災して電気が止まり、冷蔵庫の中で「自然解凍」されたお肉を痛む前に盛大に焼いたり、水がないので製氷機の解けた氷水でコーヒーを入れたり、電気の来ているお隣さんに炊飯器でご飯を炊いてもらったり、自生しているハーブを摘んできて料理に使ったり、ライフラインが寸断され食材も水も乏しい中でさえ少しでも美味しくご飯を食べようという人間のこの心意気!
電気やガスの止まった大変さや水が不足していることなど、情報の端々に被災地の厳しい現状が伝わってくるのに、それなのにそれを包み込む「美味しそう!」て感情が胃袋だけでなく心まで刺激してくる!
元気な人は元気を出す。
手伝える人は手伝う。
お金の出せる人はお金を出す。
傷ついた人は休む。
できることをできる人がする。
どんな状況でも食べなきゃ元気が出ませんし、どうせ食べるなら美味しく食べたいですもんね。
自衛隊の作る炊き出しの大鍋カレーも美味しそうだったなぁ♫
それで、災害地の人々を助ける方法が、募金以外にもあるので、それをお伝えします。大阪府にある、『豊能障害者労働センター』では、バザー品を一年中募集していて、バザー品の売り上げ金の一部が、地震や水害などの被害を受けた地域の、障害者の人たちを助ける団体『ゆめ風基金』に寄付されています。
ここのセンターでは、4つのリサイクルショップを運営していて、バザー品はそこで売られていますが、ここのリサイクルショップができあがったのは、阪神・淡路の大震災が、大きなきっかけでした。ここのセンターにバザー品を送ることは、障害者の方々に『仕事』を提供することにもなり、障害者の『自立』を支援することにもなり、さらには、災害地にいる障害者の人たちを助けることにもなるのです。
私も「ずっと長く使う」と信じて買ったものが、意外と使わなくなった、ということが、よくありました。以前はもったいないと思いながら、不用品を泣きたい気持ちで仕方なく捨てていましたが、今はここの労働センターに送れるので、とても嬉しいです(^^) それで、私と同じように、「使わないものを捨てられない」と悩んでいる人を助けたくて、多くの人に、ここの労働センターを教えているのです。
バザー品の送り先のHPは、http://www.tumiki.jp/bazar.html です。ここでは、一般のリサイクルショップで引き取らない物、他のバザー会場で売れ残った物も受け入れていて、それらはきちんと商品として販売されています。
また、ここの送り先を気に行って下さったら、知り合いの方にも伝えて頂けると嬉しいです。私は一人でも多くの「もったいなくて捨てられなくて困っている」方々を助けたくて、そして多くの家庭に眠っている『不用品』が、災害地支援のお役に立ってもらいたいので(^^)