東京国立近代美術館で『生誕100年ジャクソン・ポロック展』を観てきました。
期待していた程では・・・と、予想していなかったけど・・・が半々という感じです。
本展覧会のポスターにも使われている、なぐり書き?したような絵は、
「ポーリング」、「ドリッピング」と呼ばれる技法のようで、
絵画史に残る画期的な作品とのことです。
ちなみにポスターは『インディアンレッドの地の壁画』という作品で
最新の保険評価額は200億円とのことです。
発表当初は批評家からは「カオスだ」と批判されたようですが、
決してデタラメに描いているのではなく、
彼なりの美意識に基づき計算されて描かれているとのこと。
・・・のようです・・・とのことです。と歯切れが悪いのは、
それらの作品が「私」には、それほど「衝撃的」でも「美しい」ものでもなかったからです。
(観て感動する、というより自分でも塗料をぶちまけてみたくなる・・・という感じ)
抽象絵画は好きなのですが、これは単に好みの問題で如何ともし難いものです。
これが「期待していた程では・・」の理由です。
初期の作品は、宗教画を思わせるような色合いで、むしろそちらに惹かれました。
また後期・晩年の作品は、色も黒一色で余白も多く、水墨画、墨絵のような趣です。
床にキャンバスを置いて描くことについてポロックは
「東洋(アジア?)では昔から行われている」というよなことを言ったようですが、
そういった"描き方"も作風に影響を及ぼしたのかもしれません。
これらが「予想していなかったけど・・・」の理由です。
30年前(小、中学生時代)の多感な時期でしたら、
ポロックとは違った出会い方をしていたかもしれません。
展示会場出口にポロックのアトリエが再現されていました。
塗料の飛び散った床面です。
<追記>
東京国立近代美術館はさすがに常設作品も充実していますね。
こちらも十分楽しめます。
期待していた程では・・・と、予想していなかったけど・・・が半々という感じです。
本展覧会のポスターにも使われている、なぐり書き?したような絵は、
「ポーリング」、「ドリッピング」と呼ばれる技法のようで、
絵画史に残る画期的な作品とのことです。
ちなみにポスターは『インディアンレッドの地の壁画』という作品で
最新の保険評価額は200億円とのことです。
発表当初は批評家からは「カオスだ」と批判されたようですが、
決してデタラメに描いているのではなく、
彼なりの美意識に基づき計算されて描かれているとのこと。
・・・のようです・・・とのことです。と歯切れが悪いのは、
それらの作品が「私」には、それほど「衝撃的」でも「美しい」ものでもなかったからです。
(観て感動する、というより自分でも塗料をぶちまけてみたくなる・・・という感じ)
抽象絵画は好きなのですが、これは単に好みの問題で如何ともし難いものです。
これが「期待していた程では・・」の理由です。
初期の作品は、宗教画を思わせるような色合いで、むしろそちらに惹かれました。
また後期・晩年の作品は、色も黒一色で余白も多く、水墨画、墨絵のような趣です。
床にキャンバスを置いて描くことについてポロックは
「東洋(アジア?)では昔から行われている」というよなことを言ったようですが、
そういった"描き方"も作風に影響を及ぼしたのかもしれません。
これらが「予想していなかったけど・・・」の理由です。
30年前(小、中学生時代)の多感な時期でしたら、
ポロックとは違った出会い方をしていたかもしれません。
展示会場出口にポロックのアトリエが再現されていました。
塗料の飛び散った床面です。
<追記>
東京国立近代美術館はさすがに常設作品も充実していますね。
こちらも十分楽しめます。