1日、一往復しか走らない路線バス、朝8時過ぎ駅行きのバスが来て、夕方5時半に着く辺境の地に棲む、緑が多い処に棲む
1892 明日退院
右後頭部皮膚腫瘍切除術は9時に始まり、40分で終えた。
麻酔注射6本打たれ、最初の1、2本は痛かったが、我慢できた。
いま、ボワッとするが、痛みはなく、ホッとしている。
16日の抜糸まで洗髪できないのが苦痛。
腫瘍かどうか、腫瘍であれば良性かどうか、判明するのはまだ先のこと。
入院中に、ひとり暮らしの婆さんがスマホを部屋のなかで失くした。
置き忘れだね。スマホを使える認知症老女。
東京に住む妹が「電話がつながらない、どうかしたのか心配」で
彼女の家から30 km北の方角に住む弟から電話がかかってきた(15時半過ぎ)
「姉のところに電話をしてもつながらない。行って様子を見て頂けないか」
「いま、入院していて、申し訳ないが訪問することができない。ヘルパーに電話いれ様子を見に行くようお願いしてみます」
「助かります」
「様子がわかったら電話します」
ヘルパーにお願いし、夕方訪問することになった。
1時間後ヘルパーから電話が入った。
「スマホを何処に置いたかわからない」
「電話を鳴らしても着信音が鳴らない」
探したが見つからない」
人を変え別のヘルパーが探したらみつかるかもしれない。
ダメだったときは弟に電話をかけ、婆さん宅まで来て頂き対処してもらう。
自分も退院する時、病室にスマホを置いて行かないように
「スマホを確認してから、病室を出ること」
その言葉を復唱する以外にない。