1907 茎が折れても咲き続ける秋桜
朝露に濡れた秋桜、よく見ると花びらの下に水滴がある
コロナウイルス感染症が治癒し退院後
生きているのか、死んでいるのか、ブログは放置されたまま。
ようやく倦怠感は消失した、筋力も消失し脚は萎え体重も減った。
折れた心のままでは、本当に「生きる屍」になってしまう自分。
台風14号の暴風に遭い茎が折れても咲き続ける秋桜。
これからも心は折れても逝くまで生きる。
犬も猫もコオロギも秋桜も生き物であり、生命がある。
コロナウイルス感染症から生還した自分。
wifeが救急車を呼ばなければ肺炎は重症になり重症患者のベッド
に伏せていたかもしれない。
救急隊員そして病院スタッフに救われた。
病院スタッフからは再び生命(いのち)を助けて頂いた、そんな
思いにかられた。
阿武隈川の夕陽の風景を再び眺めることができた、beagle元気と一緒に。
弱くなった躰を快復させ、折れない心で(折れてもいい、秋桜のように咲
き続ける)生きる。いまの自分には難しいことだがlast chance の思いで生
きることにした。
あれもこれもできなくなった躰だから、地域密着型通所介護事業所を来春
で閉じることにした。
馴れ親しみ楽しんでいたデイサービスを自分の都合で閉じることに心痛む。
サービスの良い他の地域密着型通所介護所に引継ぎを行い、ケアプランだけ
は最後まで担当をすることを許してもらえたら、と願っている。
これからどうするのか。
いま20件あるケアプランは最期まで担当させていただき、0になったら
ケアマネジャーは終わりとしたい・・・・。
何もなくなったら惚けてしまうね、とwifeは隣で囁く。
そうならないよう躰が動き判断ができハンドルが握れているので、透析患者
の移動支援サービスを来月1日から始める。2名の透析患者から要介護老人
のお世話させて頂く。
透析患者であった自分、括弧つきではあるがまだ自分は慢性腎不全患者であ
る。症状悪化でいつ人工透析に戻るかもしれない。神様だけが知っている。
妹から貴重な腎臓をひとつ分けてもらい、医療スタッフのおかげで透析から
離脱することができた。束縛された時間からの解放、「自由」になった躰に
感謝。妹や病院スタッフに対し、死ぬまで感謝の気持ちを忘れてはならない。
生かされた躰、残された時間、last chanceに賭ける。
すぐ挫け心が折れやすい自分だけれど、逝くまで何かをしたい、と思う。
last chanceである透析患者の移動支援サービスを軌道に乗せ、スタッフや
wifeに遺していきたい。
beagle元気は何を思っているのだろう・・・