老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

家に帰る

2022-06-10 17:59:32 | 老いの光影 第9章 捨石拾遺残日録


1日、一往復しか走らない路線バス、朝8時過ぎ駅行きのバスが来て、夕方5時半に着く辺境の地に棲む、緑が多い処に棲む

1892 明日退院

右後頭部皮膚腫瘍切除術は9時に始まり、40分で終えた。
麻酔注射6本打たれ、最初の1、2本は痛かったが、我慢できた。

いま、ボワッとするが、痛みはなく、ホッとしている。
16日の抜糸まで洗髪できないのが苦痛。

腫瘍かどうか、腫瘍であれば良性かどうか、判明するのはまだ先のこと。

入院中に、ひとり暮らしの婆さんがスマホを部屋のなかで失くした。
置き忘れだね。スマホを使える認知症老女。

東京に住む妹が「電話がつながらない、どうかしたのか心配」で
彼女の家から30 km北の方角に住む弟から電話がかかってきた(15時半過ぎ)
「姉のところに電話をしてもつながらない。行って様子を見て頂けないか」
「いま、入院していて、申し訳ないが訪問することができない。ヘルパーに電話いれ様子を見に行くようお願いしてみます」
「助かります」
「様子がわかったら電話します」

ヘルパーにお願いし、夕方訪問することになった。

1時間後ヘルパーから電話が入った。
「スマホを何処に置いたかわからない」
「電話を鳴らしても着信音が鳴らない」
探したが見つからない」

人を変え別のヘルパーが探したらみつかるかもしれない。
ダメだったときは弟に電話をかけ、婆さん宅まで来て頂き対処してもらう。

自分も退院する時、病室にスマホを置いて行かないように
「スマホを確認してから、病室を出ること」
その言葉を復唱する以外にない。

右後頭部皮膚腫瘍切除術

2022-06-09 16:12:28 | 老いの光影 第9章 捨石拾遺残日録
1890 2泊3日



今日から2泊3日、自治医科大学附属病院に入院
右後頭部皮膚腫瘍切除術を明日行い
腫瘍が良性か悪性かをはっきりさせる
主治医は、多分良性であろう、と話していました。

8:45に手術室入室し、9:00手術開始、60分を予定している。

仕事柄、電話がかかってくるので、個室にした
4人病室でも良かったのですが直ぐ電話対応ができない。

昨日は21時半過ぎ、65歳の女性が痙攣発作を起こし
救急搬送された病院救急外来に駆けつけた。

夫と長男が同居しているのだが、本人の日常生活の様子が把握出来ていないため
代わりに救急外来、入院病棟の看護師に申し送りをした。

4時間の睡眠だったので、今日は病室のベッドで熟睡できた。



病室の白い壁に絵がかけてあり
癒される絵です。