居間にいくつもの封筒が置かれていた。
家内に聞いた。「あそこに積んである封筒、あれ 何?」と。
家内:『日赤奉仕団の会員に渡す賞状を預かってるんよ』
自分:「賞状?」
見せてくれた。
家内:『それっ 会員になって4~5年ほどしか経っていない人は対象外らしい』
自分:「フーン」
・・・支部長名は知事だった・・・
日赤奉仕団の和歌山県支部長名をみると現職知事だった。
かつて自治会の区長や会計などの役員をしたとき、日赤奉仕団からの募金依頼文書は支部長名が町長だったことを思い出した。市町村の支部長名は首長になっていた。自治会集会での決算書で、昔から「日赤募金」のほかに「緑の募金」や「共同募金」にも支出していることを思い出した。
・・・親から引き継いだ会員・・・
家内は、数十年前、自らの意思というより母から引き継いで会員になった。田舎では、いろんなことを親から引き継ぐのは当たり前。
地区内の会員入会状況を家内に聞いてみた。親の代に入会していなかったり新たに移り住んだ人については、自らの意思で入会した人も何人かいるが、活動内容を知ってか知らずかはわからないが、多くは入会していないとのことだった。
昔からある日赤奉仕団。地区内で名称は知っている人は結構多いが、その活動実態を知っている人は多くない。男性だと殆ど知らない。自分も献血活動や募金活動や清掃活動などの実態を知ったのは、家内が役員をするようになってから。
全国的な組織の「日赤奉仕団」。限られた地域や限られた分野で活動するボランティア団体とは趣が異なるだけに、ヤングママにも引き継いで欲しいと願っている。