青春クラブ創立10周年を記念し、呼吸機能(肺機能)の状態を測定する「パルスオキシメーター」を会員世帯に配った。
当初、「敬老の日」に配る予定だったが、台風14号の影響を懸念し、今朝から会長と事務局4人が我が家に集まり準備した。
「パルスオキシメーター」は会員に操作してもらいながら説明した方がよかろうと、事前に電池を装着し作動確認もした。資料確認や巡回順・役割を打ち合わせ後、会員宅を回った。
幸いなことに、雨が避けてくれた。
・・・会員宅へ・・・
コロナ禍でクラブ活動は自粛しているし、自治会やお寺行事なども自粛しているので、同じ地区に住んでいながら何か月も顔を合わしていない会員が多かった。
訪問してのあいさつ言葉は、「オーイ、達者か!」「達者やでー!」だった。
近況や世間話のあと、10周年記念をバスツアーに代えて記念品とした事情を説明したり、パルスオキシメーターの用途や使い方を説明したり、団体傷害保険の案内をした。
どの会員も、笑顔で迎えてくれた。会員宅を後にする時は、名残惜しそうに見送ってくれた。人と人がふれあう温かさが心地よかった。
距離を置きマスク越しだったものの、記念品が「ふれあう場」を作ってくれたと思っている。
<最安値だった「医療機器認証のパルスオキシメーター」>
<文書も用意した>
<団体傷害保険パンフレット>
・・・あれから10年・・・
約10年前、たまたま自治会役員をしているとき、総集会で区民から「解散した老人クラブを再開してほしい」との意見が出た。
当時、同じ小学校区内で老人クラブが解散したのは我が地区だけだと聞き、自主的組織ながらも何とかせねばと走り回った。
同志10人が発起人となり、「青春クラブ」を作った。他地区の老人クラブと違って、地区内に住む老若男女なら誰でも入会できるよう准会員制度も設けた。
その時、頼み込み引き受けてくれた初代会長が今も頑張ってくれている。頼んだ責任もあって、以来、自分も事務局兼会計として裏方を続けている。
・・・気が抜けてきた?・・・
誰かが裏方をしなきゃと思ってから、早や10年。
コロナが勃発し活動を自粛し始めてから、すでに3年半。
基礎疾患の多い高齢者は感染すると重症化リスクが高いだけに、感染リスクを覚悟しての再開は躊躇する。かけがえのない命を危険にさらす訳にはいかない。
その一方で、宙ぶらりんのクラブ活動だけに、たまにする企画や諸準備や報告書類作成が煩わしく思えてきた。気が抜けてきたのか、歳のせいかはわからない。
長引くコロナ自粛が、老体のヤル気をどんどん奪っているような気がする・・・