自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャコウアゲハ観察記(その188)

2013-02-24 | ジャコウアゲハ

2月24日(日)。起きると一面の雪模様。雪が降り続いていました。2,3cmの積雪だったでしょう。今日は全国的に厳しい寒波に見舞われた一日となりました。

急いでジャコウアゲハの棲息地に撮影に出かけました。クリ林が寒々としています。葉を落とした木と,それらを囲むトタン板と鉄板が,雪景色に溶け込んでいます。

赤茶けた鉄板に付いた蛹が湿っていました。湿ってからだが凍るという状況は,もっとも厳しい自然環境だと思われます。

波トタンに付いた蛹もすっかり冷え切っています。こちらは水分によって直接湿った感じはありません。隅に寄せられたクリの毬(いが) は,蛹や幼虫を接写撮影をするとき,痛い目に何度も遭ってきたもの。

雪は昼前には止みました。そうして午後は曇り空。三寒四温の季節が少しずつ近づいてきます。それは生きものの季節でもあります。

今日の気温。最高気温4.8℃(午後1時56分),最低気温-3.2℃(午前4時24分)。