自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

雪の結晶

2013-02-09 | 日記

2月9日(土)。早朝,雪がちらつく天気。

雪の結晶が撮りたくて,庭に出ました。まず,スギの葉にのっかかった結晶から。ふわっと綿のような,比較的大きめのものをねらいました。規則正しい模様が,幾何学的に広がっているのがよくわかります。こういうのを見ていると,是非単体で撮りたくなります。どれほど見事な世界が見えるだろうかと,想像するだけでもゆかいになってきます。

水を張った桶の水面は氷。その上に,次から次へと結晶が舞い降りてきました。きれいな結晶は完全な六角形を連想させてくれます。

木と木の間にクモの糸がありました。そこに結晶が付いて,風に揺れていました。小さな,動く被写体をシャープに撮るのはむずかしいものです。糸に単体の結晶が付いているのをなんとかりたくて探したのですが,見当たりませんでした。クモの糸がまずほとんどない季節ですから。

マンサクの花弁にも結晶が付いていました。写真の結晶は,槍のような,氷のような,棘のような,鋭い格好をしています。小さな結晶が積み重なった姿に見えます。それが花弁に突き刺さったような風景です。まるで構造物!

目を凝らすと,自然の妙はあちこちにあります。