2月27日(水)。雨後晴れ。午後は暖かさを感じるほどの穏やかな天気に恵まれました。春が近づいているって感じです。最高気温は14.9℃(午後2時27分)。
庭のロウバイが満開をすこし過ぎました。近づくと,かすかに芳香を放っているのがわかります。もしかすると昆虫が来ているかもしれないと思って観察しました。一つの花の中に小さな黒点が見えました。ようく見ると正体はハエでした。体長が5mm足らず。たぶんハネバエの仲間でしょう。
ハネバエは3月から4月にかけて羽化します。食べ物は花の蜜とか腐った果実などです。ロウバイの花にはおいしい蜜が滲み出しているのでしょう。
口吻を伸ばして蜜を舐めています。
トリミングしてみると,確かに口吻を動かしているのがわかります。
しばらく見ていると,花の中をゆっくり移動しながら蜜を舐めていました。花から離れる気配はまったくありません。花弁がお椀状になっているので,風に当たることもなく居心地がとてもよさそうです。
タネバエのような小さな昆虫が受粉・送粉にどれほど役立っているかはわかりませんが,幾分かは貢献しているのではないでしょうか。