自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

今年はレモンの生り年

2013-12-29 | 随想

“生り年”ということで,ずっと以前,カキやレモンのことを記事として取り上げました。たしかにとくべつに実りがよい年があるようで,今年はレモンがずいぶん生りました。高さがほんの2mの木に300個近くも!

 

 

ほとんどが高さ1mまでのところにかたまったように生っていました。ふしぎなものです。

霜が降りると実の内部に影響が出るので,年内に収穫を終えました。並べると,すごいなあという感じがしました。 

 

知人にどっさり配りました。自然からの贈り物をおすそ分けする気持ちで届けたのです。喜んでいただけたのは何よりです。

今年,レモンの木はこれだけもの実をプレゼントしてくれました。2月にはお礼に寒肥をプレゼントしなくてはと思っています。感謝,感謝。 

 


今,クロアゲハの幼虫(続々)

2013-12-29 | クロアゲハ

12月28日(土)。朝のこと。体色が薄くなってきました。蛹化が近づいてきたと思われます。飼育箱から出して,鉢皿に置いて撮影しました。体表には皺がたくさんできています。写真では白い線がたくさん見えますが,それがそうです。皮を脱ぐ準備がゆっくり進んでいるようです。ただ,通常の蛹化直前に見られる動きはまったく確認できません。

 

夕刻になって,動きがすこし見えます。全身を絞るような,見慣れた動きです。頭部から,からだの後ろに向かって筋肉の弛緩運動がかすかに伝わっていきます。これで果たして脱皮できるのだろうかと疑いたくなる程の頼りなさです。

からだの表面には,皺がずいぶん増えました。まるでヒビ割れしているような感じです。

 

夜遅くなって,動きがそれなりに激しくなり始めました。いよいよ脱皮だなと思われる動きです。目が離せません。

近くにいた妻がいいました。「こんなに寒い冬に,脱皮なんてするの?」と。たしかに,そんなふしぎが浮かびます。でも,これが事実なのです。いのちのドラマが展開していきます。