「見逃したらたいへん! 他の卵を確認しなくちゃ」。急いで見ていくと,ちょうど穴が開きかけている卵がありました。「ヤッター!」。
孵化を直接撮影するのは初めて。失敗しちゃいけないという緊張感をもって,観察し続けました。
あとわずかで蓋が開きそう。
とうとう開きました。頭部がはっきり見えます。
出られるようにしっかり蓋を開けました。
休むことなく,さっさと脱出。
からだを向こう側に曲げて出て行きました。
卵に穴を開け始めてから,なんとすばやい動きなのかという感じがします。見逃してしまうことがあっても無理はなさそう。ツバメシジミの孵化を見届けたのは今回が最初。忘れられない観察になるでしょう。