自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツバメシジミの産卵(またまた)

2017-07-10 | 昆虫

「見逃したらたいへん! 他の卵を確認しなくちゃ」。急いで見ていくと,ちょうど穴が開きかけている卵がありました。「ヤッター!」。

 

孵化を直接撮影するのは初めて。失敗しちゃいけないという緊張感をもって,観察し続けました。

 

あとわずかで蓋が開きそう。

 

とうとう開きました。頭部がはっきり見えます。 

 

出られるようにしっかり蓋を開けました。 

 

休むことなく,さっさと脱出。 

 

からだを向こう側に曲げて出て行きました。 

 

卵に穴を開け始めてから,なんとすばやい動きなのかという感じがします。見逃してしまうことがあっても無理はなさそう。ツバメシジミの孵化を見届けたのは今回が最初。忘れられない観察になるでしょう。

 


のんびり鳥取の旅

2017-07-10 | 旅行

グループで旅が企画され,鳥取に行って来ました。送迎付きのツアーなので,じつに気軽な旅でした。おまけに,梅雨の合間の晴れに恵まれ,結構ゆかいな旅になりました。

特段なにが印象に残ったというわけではありません。ゆっくりできるひとときを気心の知れた人たちと過ごせたことがなによりだったかなと思います。広大なグラウンドゴルフ場でプレーで汗をかき,吹き渡る風を感じて,にぎやかに過ごせました。眼前に広がる日本海を見ると,海はいいもんだと久しぶりに感じました。

 

立ち寄ったいくつかの店先で見かけたのがスイカ。砂丘産のスイカと銘打って高値が付いていました。高いもので3000円もしました。

旅館の玄関を入ると花が生けてありました。材料の一つがなんとハナイカダ! 葉に実が付いているので一目でわかりました。尋ねると,旅館の人が山で採集して来られたとか。

 

夕食のこと。天ぷらが出て来ました。葉の天ぷら一つがあったので「何かな」と思ったら,直後に説明がありました。「ハナイカダの天ぷらです」という話でした。なんとなく風流さを感じました。わたしはハナイカダの天ぷらを口にするのは初めてです。

 

味はとくべつどうのこうのというわけでなく,わたしには「風情をいただきました」という程度に過ぎませんでしたが。それでも風物詩としておもしろさを感じさせていただきました。