自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツマグロヒョウモンの吸蜜行動

2017-07-15 | ツマグロヒョウモン

公園にて。

ツマグロヒョウモンのメス個体が吸蜜行動に余念がありません。時にはシロツメクサで蜜を吸うものの,ほとんどがネジバナでの吸蜜。今,ネジバナが満開です。シロツメクサの花にとまると,重みで花茎がぐにゃっと柔らかく曲がりました。口吻が花に入っているのがわかります。 

 

 

ネジバナに移ると,はじめは先端付近で吸蜜。次は姿勢を変えて下向きになり,下へ下へと向かっていきます。

 

別の花に移っても,同じパターンの繰り返しです。

 

しっかり栄養を摂りながらも,産卵する使命をけっして忘れていないでしょう。地表の草に降りることがありましたが,産卵行動にはつながっていきませんでした。 

 

とにかくネジバナを次から次へと訪ねていきました。

 

至近距離からの撮影で,翅や花がレンズに触れることが度々。それでも舞い上がることはまったくなし。びっくりさせない限り,すっかり安心しているのでしょう。ヒトと昆虫がこんな関係になれたら申し分ないのですが。

 


モンキチョウの幼虫,孵化後(1)

2017-07-15 | 昆虫

7月7日(金)。6月末から7月初めにかけて孵化したモンキチョウの初齢幼虫を植木鉢のシロツメクサにおいていました。今朝,たまたまそれを見ると幼虫が2匹いました。

 

順調に成長しています。

 

もう一匹もそうです。

 

7月11日(月)。孵化まで見届けたくて,次の手を打ちました。小さめの鉢にシロツメクサを植え,そこに幼虫をおいてネットを被せるのです。草で蛹になってくれればよいのですが。

 

 

二匹の終齢幼虫はずいぶん大きくなった感じ。近く蛹化するでしょう。