朝,庭先でトウヨウモンカゲロウを見かけました。地面に落ちたネットの上にいたのです。
この日,仕事は休み。タイミングがとてもよいので写真に収めることにしました。
複眼の色がとても印象的です。トンボのようにポコッと両側に膨らんでいます。視力はどうなのでしょうか。口は退化してありません。
反対側から撮りました。微妙ながら動いているので,シャープに撮るのに苦労しました。
真横からです。上写真と合わせて見ると,眼の上部が膨らんでいることがわかります。そこは褐色部分です。
真正面からです。カゲロウは長い脚の持ち主です。前脚が複眼に重なっています。生きた昆虫を撮影しているので,これは防ぎようがありません。
種によって,ことごとく複眼のすがたがちがっています。ふしぎなほどに! このカゲロウ,成虫になった日に交尾していのちを全うするのだそうです。かげろうのいのちを「はかなさ」のたとえにすることがありますが,いのちのあり方もまた多様です。
これから先,どんな頭部にお目にかかれるやら。