自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ガ,厳寒期の孵化(8)

2024-01-03 | 昆虫

四匹目。

深度の深い写真を残したくて,なんとかやり繰りして撮ったコマです。頭が出てきたとき,幼虫の動きは数秒だけ止まりました。

 

出終わってから卵殻に載っています。もちろん動きは感じられません。毛がわずかに動いただけでも作品としては仕上がりません。よく見ると,毛がわずかに二重になった個所があります。ちょっとだけ動いたようです。生きている限り,これはどうしても避けることができません。

 

反対側からも撮りました。

 

真冬のウワバの孵化,人の目に触れぬところでいのちの変化が緩やかに,確かに進んでいます。正月現在,卵の状態のものがいくつかキャベツの葉に付いています。元気!