畑のキャベツにはウワバの卵があちこちに産み付けられています。寒いのに,いえ,寒いからこそウワバの幼虫にはやすらぎの家なのかもしれません。そう思って卵を観察しているうちに,幼虫を発見。
孵化したその場の脇に食痕があります。からだがちょっぴり葉の色を帯びています。
邪魔したようで,からだを動かし始めました。
再び葉を食べかけました。
畑は昆虫のいのちの宝庫。いのちゆたかな宝箱。「動植物のつながりが,本来そこにあるべき状態で存続していることが,自然の『豊かさ』(永幡嘉之)。野菜を食べる,つまり野菜を害する昆虫がそこに居つくことはごく自然な話なのです。
新年あけましておめでとうございます。皆様方にとってすてきな一年になりますように……。しあわせってなんだろう,そんなことをじっくりと考え続けるこころのゆとりと深さをもって生きていきたいなあ。