自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

門司港小景

2022-12-12 | 旅行

門司港は鹿児島本線の出発・終着駅です。歴史と共に歩んできた古いまちです。それだけの古さ,風情が漂う港町です。

わたしは青年時代,下関から関門トンネル(歩道)を歩いて渡り,門司港を訪ねたことがあります。当時の記憶は薄れてきていますが,記憶と実際の風景とが重なり合うこともあり,懐かしい風景が広がっていたのでした。

JR門司港駅は文化財に指定された由緒ある駅です。貫禄十分。こういう古さはずっとずっと大事にしたいなあと痛感。

 

駅近くに海が。この海は関門海峡。はね橋がありました。一日6回,定時になると橋が上がって,人は通れなくなります。その間に船が通るのです。

 

ちょうど橋が上がるところを見ました。橋の両端に係員がいて,大きな声で間もなく渡れなくなる旨のお知らせをしました。すると,ゲートが閉じられて……。中央奥の方に関門大橋がわずかに見えます。

 

上がってしまうと,ずっと向こうに大橋がありました。趣きのある港の雰囲気が漂います。

 

きれいで清潔な港町です。

 

ここがバナナの叩き売り発祥の地だそうです。

 

わずかな時間の滞在でしたが,よき古さを発見できたひとときでした。

 

先人の匂いが漂う品位の感じられるまちに感謝。

 


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