ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

道東紀行(5)クマゲラ オオジシギ 弟子屈 野付半島

2016-07-02 | 北海道
原生花園を巡った後、大雪山系に向かい置戸町まで入り込みました。おけと湖周りの森を探るも森は静かで、鳥影は薄く、時期が遅かったのか。
弟子屈の宿 北の大地さんにガイドをお願いして、クマゲラ探しに。時期的にはやはり遅いが、子育ての遅れた巣に案内してもらい、ブラインドに入り込み、待つこと1時間。やってきました。近くの木に止まり、警戒しながら、巣に向かう。喉から吐き出すように、給餌を行い、巣に入り込んでは、雛のフンをくわえて飛び去る。♂♀順番にというわけではないが、1時間から1時間半おきに給餌にやってくる。時に、巣の前で、キョーン、キョーンと鳴く。近くにカラスがいるのに大丈夫かなと気にしながらシャッターを切りました。運よく飛び立つ瞬間が撮れました。





野付半島で今回の遠征を締めくくる。オオジシギは最盛期ほどではないが、ディスプレーフライトをやってくれる。霧が濃くなり、最後に幻想的な雰囲気に包まれ、タンチョウが霧のなかに消えていった。


今回の遠征で、86種の鳥たちと出会えました。