(粟島編続き)今回粟島で、サービスしてくれた渡りの珍鳥はホシムクドリでした。欧州では、数が増えて日本のムクドリのように都市部では厄介者扱いされ、米国には移入されたものが増えすぎて、当初は、欧州からの移住者に故郷を懐かしめるということで、歓迎されたようです。が、今では、欧州同様厄介者のようです。まだ、日本では珍種です。ただ、故郷の岡山のある場所には冬鳥として渡来しており、見栄えは綺麗な鳥ですが、近い将来、同じことにならないとは言えません。
粟島では、珍種として楽しませてくれました。学校のグラウンドに2羽で降り立ち、虫などを採餌しながら、タンポポの綿毛と写ってくれました。
最終日にも島の北側のヒタキのポイントでヒタキ三兄弟に加えてムギマキ、オオルリ♂若、コホオアカが楽しませてくれました。
ヒタキ三兄弟では、一番よく見かけたサメビタキ。
同じようにフライキャッチするのですが、すぐに木陰に隠れてしまう。ムギマキ♀。
オオルリは、なぜか、見かけたのは♂の若鳥だけでした。
渡りのホオジロ類珍鳥であるコホオアカが、枝先に止まっていました。
今回の粟島行きは、天気に恵まれ、海も凪で、残念ながら、足止めを食うこともなく、すんなり島を後にすることができました。