3月16日〜21日まで、西表島/石垣島にYBツアーに前後2日プラスして、鳥友HMさんと遠征してきました。両島には35年ぶりの訪問で、特に西表島には、学生の頃友人たちと長期滞在し、ジャングルを横断したり、ダイビングでサンゴ礁と熱帯魚を見たりと島の自然を堪能しました。また、新婚旅行でも訪れた思い出深い島です。さて、鳥見で出かけるのは初めてのことなので、ライファーは外来2種を含めて15種に及びました。留鳥のカンムリワシ、シロハラクイナ、ズグロミゾゴイ、カタグロトビ、ムラサキサギ、リュウキュウツバメ、ズアカアオバト、リュウキュウコノハズク、キンバト(声のみ)、リュウキュウヨシゴイ、旅鳥のムネアカタヒバリ、マミジロタヒバリ、オオノスリ、外来鳥のインドハッカ、インドクジャクでした。亜種のリュウキュウキビタキ、イシガキシジュウカラ、コウライキジにも会えました。ライファーではないですが、カラムクドリ、シロガシラ、ツメナガセキレイにも会えました。
その1石垣島編:初日は到着後2時間ほどバンナ公園で過ごし、まずは亜種リュウキュウサンショウクイのお出迎えを受けました。
いつもならスルーしてしまうヒヨドリですが、こちらのヒヨドリは、亜種イシガキヒヨドリで、全体に黒く胸に茶色味があり、思わずシャターを押しました。
翌17日の午前中は、SeaBeansのKさんのガイドで、ポイントを回りました。石垣島を知りつくしたKさんのガイドで次々にライファーたちに出会えました。ガイドの時間まで、港近くに取った宿の隣の小さな公園をふと散策してみると、カラムクドリの10羽近くの群れがいました。
肩に白い班がある♂のカラムクドリです。
班がない♀です。
旅の途中でもペアになっているのでしょうか。仲睦まじい♂♀です。
ガイドの最初は港近くの草地で、いきなりムネアカタヒバリです。胸が赤い夏羽でした。
続いて、田園地帯を回るとそこかしこにシロハラクイナ。民家の裏庭のようなところにもいました。
ちょっとした芝生があるポイントには、ツメナガセキレイが数羽いましたが、うち1羽は眉班の白い亜種マミジロツメナガセキレイでした。
亜種シマアカモズはあちこちで見かけます。
シロガシラも大きな声で鳴き、よく電柱の上などにいますが、なんとか枝どまりで撮れた写真です。
カタグロトビはポイントで、巣材らしきを運んでいるのをなんとか収められました。
市内のこんもりした御嶽の森にいたズグロミゾゴイです。
そして、電柱の上によく止まっているカンムリワシですが、あちこちで見かけ、枝どまりでも撮ることができました。
次回は、17日石垣島ガイドの後半と西表島での夜の鳥見のリュウキュウコノハズク等をアップする予定です。