ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

戸隠紀行2020年10月 その3 ムギマキ マミチャジナイ アカハラ ヒドリガモ

2020-12-03 | 中部地方
マミチャジナイ♂  長野県戸隠植物園

(続き)10月24日15時38分〜40分: 出ずっぱりのムギマキ♂、時刻としてそろそろ落ち着いて来たのでしょうか。ほぼ同じ枝に止まっていました。
ちょっと引いて残り少ない黄葉を入れてみました。
飛び去った後、降り出した雨がずいぶん強くなって来ました。時刻もいい頃と植物園を後にして宿に向かい鳥見を終了しました。

10月25日午前:24日の植物園の混み具合からすると早めに出かける必要があり、まだ暗いうちに宿を出ましたが、昨日の雨が凍って、車はバリバリ、おまけに雪がちらついています。スリップしない様にそろそろと車を走らせ、明るくなり始めた植物園の駐車場に着くともう半分近く埋まっています。カメラを準備して、昨日のポイントに向かいましたが、木道はツルツル。滑らないように慎重に歩きましたが、一度スッテンと転んでしまいました。本能的にカメラを庇ったせいか何とか無傷、体も軽い打身で問題なしでした。さて、昨日のムビマキポイントに一番に到着しました。近くのもう一つのポイントにもまだ二人程でした。徐々に明るくなる中、一度若い♂が現れたっきり、サッパリです。♂成鳥も来ましたが、すぐにどこかに行ってしまいました。いっぱい来るよとお教えした鳥友さん達も来てくれたのに申し訳ない事です。このポイントには、午後に頻繁に来る様で、どう言う加減なのでしょうか、不思議なものです。そこでマミチャジナイ&ナナカマド狙いに切り替えて園の入り口近くのナナカマドポイントに向かいました。このポイントからは戸隠山が見えます。昨夜、高いところは雪だったのでしょう。山は綺麗に雪景色です。
ナナカマドのポイントでは、数羽のマミチャジナイとアカハラが頻繁に現れます。ひとしきり食べると笹薮に潜り込みますが、暫くすると飛出してナナカマドの赤い実を食してくれます。おかげ様で、撮り放題です。やっぱり咥えたところだろうとチャンスを狙います。まずはアカハラ♂、頭部の色合いからすると亜種アカハラでしょうね。
そしてマミチャジナイ♂成鳥、上手く笹の緑がバックになってくれました。
加えた実は丸呑み。
実を咥えていない、なんかすましたポーズで。
こちらはアカハラ♂ですが、頭部がずいぶん黒いので、亜種オオアカハラでしょう。
舌を出して実を咥えているこの子は雨覆の羽端が白いので、幼鳥ではないかと思います。
こちらは頭部が灰黒色なので、♂成鳥かと。
こちらは雨覆の羽端が少し白いので、幼鳥でしょうけど結構色が濃いので、♂成鳥一歩手前といった感じでしょうかね。
ごっくんと飲み込みます。
こちらは亜種アカハラ♂でしょうね。
マミチャジナイ♀の若鳥かもしれませんね。
アカハラの赤茶色のお腹がよく見えます。
すぐそばの緑が池にはまだエクリプスのヒドリガモがいました。
鳥居のポイントに行ってみると相変わらず出てくる様ですが、あまり多くはありません。ムギマキ♂幼鳥の様です。
最後に緑が池脇の林内の黄葉で締めくくります。
十分な成果が得られたので、渋滞前に帰ろうと11時ごろに鳥見は終了。宿でもらったクーポン券で戸隠そばを頂こうとお店に行くと、まだお昼には時間があるのに満席の上、結構な順番待ち。食事は諦めてお土産を買い込み帰途につきましたが、やっぱり蕎麦が食いたくなって途中で見つけた蕎麦屋でいただくことにしました。高速道路は混んでいましたが、それほどの遅れはなく無事帰り着けました。


次回は11月の近隣のMFでのやって来た冬鳥やお山の紅葉+カラ類等をまとめてアップする予定です。ご覧いただき有難う御座いました。