ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

マヒワ ヒレンジャク イカル カワラヒワ サンコウチョウ/東京都 埼玉県

2021-05-06 | 関東地方
マヒワとクヌギハナカイメンフシ 3月23日東京都狭山公園

3月23日から4月1日までの近隣でのマヒワ、ヒレンジャク、イカル、カワラヒワと花とのコラボです。
3月23日東京都狭山公園:クヌギの雄花にクヌギハナタマバチが産卵して出来るクヌギハナカイメンフシにマヒワがやって来ていて近い!と教えて頂き、行ってみました。フワッとして花の様に見えるカイメンフシを盛んにマヒワが突いており、中の幼虫を食べているらしいです。花ではありませんが、花の様に見えます。このクヌギは特にフシがたくさん出来ています。
時には仲間割れも。
今季はマヒワが多いせいか色んな所での遭遇が多いです。

3月25日、26日埼玉県秋ヶ瀬公園:レンジャクがいる秋ヶ瀬公園に行ってみるとイカルの声が聞こえて来ます。かなりの数の様なので、行ってみると100羽以上の群れがエノキなどの地面に落ちた実を啄んでいました。秋ヶ瀬公園でイカルが群れるのは珍しいことです。人が近づくと一斉に飛び立つところを狙いました。
さてレンジャクは何処にいるのだろうと探していると桜並木にCMさんが集まっています。8羽ほどのヒレンジャクが根元のヤブラン、リュウノヒゲの実を食している様です。桜の木に止まってくれるので季節柄、桜の花とのコラボがいいですね。ただ、曇りの天気だったので、空バックになると白抜けで桜の花が隠れてしまってチョット残念。
低い所に止まると空バックでない桜の花が浮き上がっていいんですが、少ししか撮らせてくれませんでした。
花に嘴を差し込んでいました。蜜を吸っているでしょうかね?
あまり実がなかったせいかヒレンジャクは翌日にはやって来ませんでした。
3月30日秋ヶ瀬公園:この日にはキレンジャクがいました。
サクラソウの季節なので、桜草公園に行ってみるとサクラソウとノウルシが咲き誇って綺麗でした。ノウルシにベニシジミが止まってサクラソウの花が透けて見えます。

4月1日埼玉県狭山湖:狭山湖畔の桜が満開で、エノキなどの地面に落ちた実を食す数十羽のイカルがいました。
地面に降りて食していますが、歩行者がやって来ると一斉に飛び立ちます。すぐにやって来ますが、まずは木に止まって様子を見ています。桜の花がバックになる様な場所を選んで待ちました。
様子を見て勇気のある1羽が降りると次々と地面に降りて来ます。
そして人がやって来ると一斉に飛び立ちます。
桜の花がバックになる様に飛び立ちを狙いましたが、そのバックが緑になる様ないいポジションは見つかりませんでした。
別の場所では、カワラヒワの数十羽の群れがいました。桜の木に止まってくれましたが、白抜けでちょっと残念。
季節らしい花とのコラボ、何とか撮れたという感じでしょうか。

さて、速報です。5月2日にサンコウチョウを狭山丘陵で初認出来ました。昨シーズンより5日早かったです。

次回は、今季二度目となる八丈島航路(4月2日)のアホウドリ類と八丈島で偶然出会えたクロツラヘラサギ等をアップする予定です。ご覧いただき有り難うございます。