ミヤマホオジロ♂ 岡山県高梁市
ミヤマホオジロの今季初認から3週間経った12月5日の事です。フィールドにしている小さなダム湖周辺で3つの集団を確認しているのですが、どの群も警戒心が強く、出会すとあっという間に飛び去ってしまいます。ところがその日、1つの集団で警戒心が少し解けてきたのか一気に飛び去らないで、♂が何とかカメラの被写体になってくれました。
しかも割と近距離で止まってくれ、こちらを警戒している様ですが、しっかり撮らせてくれました。
このグループは割と警戒心薄いぞ、と言うことで、午後からもう一度出掛けてみました。すると同じ場所で、草の実を採食中、少し距離はありますが、こちらを気にせず食事に夢中の様子。
おまけに取りにくい場所の実をホバリングで採食。しかし、遠くて、小さく、すばしっこいミヤマの事、あまりうまく撮れませんでした。
♂が採餌しているのは、どうやらヌスビトハギの様です。あの体について誠に鬱陶しい実です。プックラと膨らんで美味しいんでしょうか、夢中で食べていました。しっかり食べて、できれば食べ尽くしてくれとお願いしました。
今季は昨季よりミヤマホオジロの渡来数が少ない感じがします。昨季はこのフィールドにシーズン通して通った訳ではないので、何とも言えませんが。もっとも全体的に冬の小鳥が少ない様な気がします。
次回はこの続きで同じミヤマホオジロをアップする予定です。ご覧いただき有り難う御座います。