ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

八東ふる里の森紀行④ その2 ミゾゴイ/鳥取県

2022-10-22 | 中国地方
給餌を終えて巣でたたずむミゾゴイ♀とヒナ 2022年8月9日 鳥取県八東ふる里の森

8月9日(続き)、♂の帰りを待ちながら♀はまったりとしている様に見えます。時々首を伸ばすこともありますが、段々と姿勢が低くなる様です。
そして3時間後、♂が帰還して来ましたが、やっぱりいきなり巣には入らないで、巣の下の木の茂みで暫し待機。♀は帰還を察知したのか少し首を上げました。
♂が巣に戻って来ると前回同様に♀が巣を離れますが、やっぱり頭部の羽毛が逆立ちます。そして、のっそりと交代。
待ちわびたヒナが早速、おねだりし、♂は給餌開始。
やっぱり、最初は羽毛が逆立ちます。
直後に♀が巣を離れるところが、写っていました。
次第に羽毛は元に戻り、吐き戻す様に餌を喉元に上げている様です。
喉元がしっかり膨らんで‥‥
口移しで、給餌。
餌を戻して‥‥
給餌。
やはり♂の給餌回数は多い様で、何度も何度も戻しては、給餌を繰り返していました。
♀と違って、♂は給餌を終えると早々に巣を立ち去り、餌探しに向かった様です。
後に残されたヒナは退屈そうで、時に羽を羽ばたく様な仕草を見せてくれました。
そこで、また3時間ぐらいは帰ってこないだろうし、午後1時を回ったので、引き上げることにしました。残った方によると3時間近く後に親が戻って来たそうです。
また、9月初旬に無事巣立った事がふる森のブログで報告されて、嬉しかったですね。希少な絶滅危惧種の育雛を撮影することに賛否はありますが、無事巣立ったことで、影響無い管理下では許されるのでは無いかと考えたいです。

次回は、8月中はほとんど鳥撮もなかったので、9月に飛んで、秋の渡りシーズン開始のツツドリ、ハチクマなどをアップしたいと思います。ご覧いただき有り難う御座います。


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