ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

献血

2004-07-13 22:37:23 | ひでんかの「日々の徒然」
献血に行ってきました。
私は”献血好き”の方だと思います。
少なくとも、注射針を刺されるのが「死ぬほど痛い」とは思わないし、血を見てクラクラすることもありません。
そして何より事前検査で一度もハネられたことがありません
(「充分、健康な血液で、健康な血液を作れるということは、体も充分健康だということです。」と言われたことがあります。)

昔から、献血は時々していました。
それが今みたいなペースになったのは、ある人の話を聞いてからです。
「ボランティア」という言葉が、流行りだした頃のこと。
ある人が言いました。
「みんな、ボランティアで、仕事休んで災害地や外国に行くというけれど、結構、職場や家族に迷惑や心配をかけていると思う。誰に迷惑をかけることもなく、自分ひとりでスグにできるボランティアは、
ちゃんと毎月健康保険料を払って、自分は病気にならずに、せっせと献血に通うこと
それが一番のボランティア!」
これを聞いて、ものすごく納得してしまいました。
若い頃は、あまり気になりませんでしたが、自分が歳を重ねるにつれ、周囲に病院の御世話になる人が増えてきました。
特に、自分の父親が糖尿から人工透析になり、その話しを聞くと(透析1回で3時間くらいかかって、食事までついているのに月の負担額は驚くほど少ない金額だとか...)
「確かに、コレはどこかでお返ししないといけないゾ!」
と思いました。
それからは、機会があれば、献血ルームに寄ることにしています。
今、誰にも迷惑をかけずに自分にできるボランティアだし、会社勤めを辞めてから全くと言っていいほど何もしなくなった健康診断の代わりとして多少の目安にはなるだろうし、私にとっては、一石二鳥にも三鳥にもなっています。
(お友達の中には、阪神大震災の時に「自分も何かしたいけれども、家族が居て現地へ行くことができないので、せめて献血でもと思い、それ以来続けている」という方もいらっしゃいます。)

今日、私の前で検査をしていた今時のお嬢さんが、看護婦さん相手に「私、献血好きなんだけどヘンかなぁ...」というのを聞いて、「私もよ」と心の中で相打ちをうちました。ちなみに、聞かれた看護婦さんのお返事は「ぜんぜん!だってそういう人がいないと私たち困っちゃうでしょ」でした。「こんな私の血でも、どこかで誰かの役に立っているのかなぁ...」とつぶやいた彼女に「モチロンよ!」と、また心の中で声をかけました。

回数が問題ではないですが、とりあえずの目標は100回。
今のペースで順調にいけば、あと2.3年で達成できそうです。
目標達成まで、献血ができる健康な体でいられますように.....。

コメント
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