ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

終戦記念日

2005-08-15 23:16:17 | ひでんかの「日々の徒然」
今日は、60回目の終戦記念日です。
よくよく考えてみたら、私が生まれたのは戦争が終わって十数年後。
十数年なんて、ホンのひとときのような感じがしますが、物心がついた頃には、身の回りに戦争の跡など、これっぽっちもありませんでした。
それは、ガンバッた日本人の努力の賜なのか、アメリカのおかげなのか良く判りません。
技術は今には及ばずとも、戦争の影はすっかり薄れ、現代と、さほど変わらない生活がありました。
でも、戦争があったことは、紛れもない事実です。
幸いにも、近親の中に戦地に行った人はいませんが、親から疎開の話は聞いたことがあります。

新聞に今年の戦没者慰霊式典に、戦没者の親の世代の出席はゼロだと書いてありました。
これから70回目、80回目と年を重ねていく毎に、自身の体験としての戦争はどんどん薄れていくことでしょう。
そんな体験が、新たなモノとして重ねられることが無く、これから先も昔話として語られるようになることを祈ります。
それは日本だけでなく、戦争を経験したことがある世界中の国の人たちも同じに...。


コメント
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