ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

八丈島へ

2009-02-06 22:23:00 | ひでんかの「日々の徒然」

昨年、最期を看取ったお友達が、緊急入院したのが一年前の今日でした。
告別式の後、八丈島へ帰るおば様に抱かれた彼女と別れる時に
「お墓参りに行くからね」と見送ってから、なかなかその機会がありませんでした。
遠方の友人から届いた、彼女宛の「間に合わなかった手紙」も私の手元に置かれたまま年を越してしまいました。

「一周忌までには」と思っていたのですが、ココへ来ていろいろな条件が重なって
「いくならこの日と決めた」のが今日でした。
(1年前のアノ日と同じく、彼女が呼んだのかもしれません)
予定は日帰り。
始発便で島へ渡り、最終便で帰って来るという、いつもと同じ「我が家の日程」です。
(飛行機が始発便ということは、電車も始発。四時起きで出発です。)

飛行機もオンタイムで八丈島空港へ到着し<空港までは、亡くなったお友達のおば様が迎えに来て下さいました。
お墓を訪ね、持参した花と気懸かりだった手紙を供え、墓前で手を合わせました。
もしかしたら、この場所で眠ることを望んではいなかったかもしれない彼女に
「これで良かったの?」
と問いかけてみましたけれど、答えは聞こえませんでした。

そこからは、おば様の案内で島を一通り案内してもらいました。
道中ずっと亡くなった彼女のことや島の話しをし続けて、最後は空港まで送っていただきました。
そして、「いつかまた来ます」と島を後にしました。

「八丈島までお墓参りに行く」と言ったら
「親戚でもないのに何故」と言われましたけれど、
彼女の闘病中、ご家族を含めたいろいろなことに関わってしまったので、
「彼女が眠る場所を見届けなくてはいけない」
と、一種の義務感のようなモノがありました。
(預かった手紙の存在も大きく)
でも、これでやっと自分の中での一区切りつけることができました。

ところで...
「亜熱帯の島」とパンフレットに書かれていたので、こちらでの日常よりもちょっと薄着で行ったのですが・・・
 寒い!!
風も強く、手袋とマフラーを持って来れば良かったと後悔した程です。

これはやはり
「こんな所に入れちゃって!」
と、彼女が怒っているのかも?とも思いましたけれど
「ワガママ言わないの!お母様の次にあなたのことを可愛がってくれたおば様が近くに居てくださるのだから」
と、姿の無い彼女に向かってお説教(?)してしまいました。
09020600
     八丈富士もかなり寒そう...でしょう?

コメント
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