ひでんかの”雅でない”日々

庶民の"ひでんか"の日々はちっとも雅じゃないけれど、いろんな人達と楽しい毎日を過ごしています

初体験”フィリピンパブ”

2005-09-02 23:58:00 | ひでんかの「ちょっとした事件」
えーっと...
”フィリピン・パブ”というところへ行きました。
(モチロン、生まれて初めてデス!!)

今日、昔一緒に仕事をしていた人と15年振りくらいで会いました。
(最近「○○年振り」というのが、妙に多かったりします)
沖縄料理を食べながら、会わなかった間のことをお互い話したり、昔の職場の話や、そのころの出来事の話で盛り上がりました。
美味しい料理と、美味しいお酒で楽しい時を過ごした後、このお店を出て、
「さて、次は...」と言う話になりました。
昔の仲間の話の中で、FさんやMさん(共通の友人です。昔は若かった彼らも、私と同様に、もちろん歳を重ねています)が「”フィリピン・パブ”に通い詰めている。」という話が出ていました。
そこで「いーですよ、どこでも。フィリピン・パブでも何でも...」と言ってしまったのがウンのツキ?
「ホントに行く?」
「はい、どこまでもお供致します!」
 ・・・・・
かくして、1軒のフィリピン・パブの扉を開けたのでした。

こういった類のお店が良く判らないので、このお店がどれくらいの規模なのかわかりませんが、お店にはいると正面のソファーに女の人が10人ほど座っていました。
(お客さんは、5組くらい居たでしょうか...。まだテーブルは充分空いていました)
その方は、何度か来たことがあるようでしたが、特に指名もしないで席に着きました。
すぐに女性が2人やってきて、テーブルに着きました。
「いらっしゃいませぇ~~」と手を差し出され、握手をしました。
「初めてデスか?」
と聞かれたので
「ハイ、初めてです!」と素直(?)に答えました。
(「ボクは何回か来てま~す」とは同行の方)
その後、飲み物を作ってくれて、そこから、いろいろお話をしました。
「女性の方、めずらしいデス。」
「女の人は来ませんか?」
「う~ん、たまにイルけど、みんな、だまっちゃって、あんまり話しません。だから、こうやってお話できるとウレシイです。」
と言ってくれました。
そう言われたら、こっちのものです。(言われなくても、だとは思いますが...)
持ち前の好奇心が、むくむくと頭をもたげ、いろいろと聞いてみたくなりました。
どういうシステムなのかわかりませんが、約1時間半の間に、女の子は8人くらい入れ替わったでしょうか。
席に着いた方皆さんに、いろいろと質問してしまいました。

「もう、日本は長いのですか?」
たぶん、ビザの関係か何かだと思うのですが、だいたい皆さん、6ヶ月働いて帰るのだそうです。
それを何回か、繰り返しているみたいです。
「フィリピンのどちらの出身ですか?」
一番多かったのが「マニラ」の方でしたが、ミンダナオや、名前がよく聞き取れなかったのですが、有名ではないけれど凄く綺麗なダイビング・スポットがある島の方もいました。
「日本語はどうやって覚えたのですか?」
ほとんどの方が、全く日本語がわからないまま日本に来て、お店の先輩から教えて貰ったりするのですが、何よりの上達は、お客さんとのコミュニケーションだそうです。
一番最初に席に着いた方が、一番綺麗な日本語を使っていらっしゃいましたが、この方は、来日が3度目ということだけでなく、フィリピンにある日本の電機メーカーの工場で働いていたことがあるそうです。
「日本の食べ物はどうですか?」
フィリピンでもお米は食べているので、「オニギリ大好き」という方もいらっしゃいました。
「おにぎりの具は何でも平気ですか?」と聞くと、「シャケ大好き!」
「たらことか梅干しとかも?」
このとき席にいた、一人は「たらこって魚の卵でしょ?アレはダメ」だそうですが、梅干しは「大好き」だそうです。

他にも、フィリピンの日常会話のこと(ふだん話しているのは、タガログ語、英語、スペイン語)
純血の「フィリピン人」というのは少なくて、たいがい、祖先のどこかにスペインやアメリカ等の血が混じっているそうです。
(最近は、日本人も多いとか...)
姉妹が日本人と結婚している人も多くて、彼女たち自身も「日本人と結婚したい」と思っているのだとか。
さらには、彼女たちが日本に仕事に来るときは、専門の「職安」みたいなものがあって、場所やお店は自分たちで選べない。ことなど.....。
なんだか、ものすごく勉強になったカンジです!
皆さん「日本はどうですか?」と聞いて、「大好きです」と言ってくれたのも、ちょっと嬉しくなりました。

ここに連れてきてくれた方が、
「”パブ”って付くくらいなんだから、女の人が来たっていいと思う。要は楽しくお酒が飲めればいいんだから」と仰っていましたが、確かにその通りかと。
ただ、
「見ての通り、みんな、美人でスタイルいいじゃない?こうやってお酒を作ってくれたり、フルーツを皿に取ってくれたりして優しくされるとね...男は弱いのサ。おまけに酒飲んで酔っ払ってるんだから。」
(う~~~ん.....)

帰りにエレベーターまで2人が送ってきてくれましたが、うす暗かった店内から蛍光灯の明かりの下に出てみたら、
.....ゴメンナサイ。
あんまりキレイじゃないかも...?
駅までの道すがら、
「社交辞令だと解ってはいるんだけど、フィリピン・パブの女性は好き嫌いとか、ハッキリしているんだよね。みんなキレイだし、優しいし、ハマっちゃうの解るでしょ?」
と聞かれましたが、そういえば
「ひでんかさんも、若いときはキレイだったでしょ?」と言われました。
(それに答えた、友人は「ううん、ぜっんぜん、変わらない!」
これは、どちらを怒ったモノだか.....)

何はともあれ、とにかく貴重な経験をすることが出来ました。
(K様、どうもありがとう。またヨロシクね。
あ、次回は「ロシア」...でしたっけ?)
050902
帰りに名刺までいただいてしまいました

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